真夏のなすの保存場所
そもそもなすの保存場所はどこが良いの?という方も多いと思うので、簡単に説明しておきます。
結論からお伝えすると、なすの保存場所は、常温がベストです。ベストといっても常温が一番長持ちするという意味ではありません。
なすは夏の野菜なので、低温に弱い性質があります。ですので、冷蔵庫に入れてしまうと低温障害という状態になってしまい、果肉が黒く変色したり、柔らかくなってしまったりします。食味も栄養価も落ちてしまうので、できるだけ常温で保存するのがベストといえます。
上のことを頭に入れていただいた上で、なすの保存性の話に切り替えます。
なすが最も長持ちする温度は10度前後と言われています。とくに室内の温度が15度を超える場合は絶対に冷蔵庫の野菜室の方が長持ちします。室温はどの季節も常に15度以上という方の方が多いと思いますので、なすは野菜室で保存するのが一番長持ちするといえます。
さらに真夏になると、なすを常温で保存すると室温が高い影響ですぐに傷んでしまうので、2〜3日以内に食べきれないのであれば、冷蔵庫の野菜室に入れて早めに消費すると良いでしょう。
もちろん、室内の温度はエアコンをつけているかどうかや、設定温度で変わってくるのでひとまとめにはできませんので、参考程度にして頂けたらと思います。
つまり、真夏のなすは...
- 低温障害を避けるなら常温で保存し2〜3日以内に食べる
- それが無理なら冷蔵庫の野菜室に入れてなるべく早く食べ切る
のがベストです。
なすをたくさん食べてください
今回は「真夏のなすの保存場所」について紹介しました。
野菜にはそれぞれ、最適保存温度というものがあります。
その野菜にあった最適保存温度を知って、それに合った場所で保存することで、より野菜が長持ちするようになります。
ぜひ、今回の記事を参考にして、真夏でも野菜を捨てずに最後まで食べて頂けると嬉しいです。