「ほうれん草を野菜室に入れる」はNG!ほうれん草を“1か月長期保存する方法”

料理・グルメ

 ほうれん草を“1か月長期保存する方法”

2023.01.26

こんにちは、スーパーの青果部で10年働く青髪のテツです。 この時期様々な冬野菜が甘くおいしくなってきますが、その中でも私が一押しする野菜はほうれん草です。 ほうれん草は寒くなると糖度がや栄養が増大します。その糖度は夏収穫のものと比べると9倍、ビタミンCは3倍とも言われています。 みなさんはそんな今おいしいほうれん草の正しい保存方法を知っていますか? ほうれん草や小松菜のような葉物は他の野菜に比べてとても傷みやすい野菜です。 私の周りやお客さんの中でも「冷蔵庫に入れてたんだけど気づいたら傷んでいた」という方が多いんです。 そこで今回は、この時期たくさん買って、たくさん食べてほしいほうれん草の保存方法について紹介していきます。野菜はそれぞれ最適な保存方法を知っておくことで、数倍長持ちする場合もあります。 ぜひ最後まで読んで参考にして頂けたら嬉しいです。

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ほうれん草は冷蔵庫の冷蔵室で保存するべし

ほうれん草などの葉物野菜は乾燥に弱いのでペーパーにくるんで保存袋に入れて保存しましょう。その方がかなり長持ちします。
手順を説明します。

1. 根本から茎部分をペーパーにつつむ
ほうれん草
2. 保存袋に入れる
ほうれん草

3. 冷蔵庫の冷蔵室に入れる
ほうれん草は冷蔵室で保存しましょう。野菜室だとほうれん草にとって暑すぎるので傷みが早くなります。ほうれん草の最適保存温度は0〜5℃です。スペースに余裕があれば冷蔵庫の冷蔵室で保存しましょう。

保存期間は約1週間
※ただし日々ビタミンなどの栄養素は失われていくので早めに食べてください。

冷凍保存

またほうれん草は冷凍保存も可能です。
生のまま冷凍する場合の手順は以下。

1. よく洗う
ほうれん草
2. 水気をしっかり拭き取る
ほうれん草
3. 食べやすい大きさにカット
ほうれん草
4. 小分けしてラップでつつむ
ほうれん草
5. 保存用袋に入れて冷凍庫へ
ほうれん草

※使う際は茹でてから使いましょう。
もしくは茹でてから冷凍でも大丈夫です。

茹でてから冷凍する場合の手順は以下。
1. よく水洗いする
2. かために茹でる
ほうれん草
3. 水気をしっかり拭き取る
4. 食べやすい大きさにカット
ほうれん草
5. 小分けしてラップでつつむ
ほうれん草
6. 保存用袋に入れて冷凍庫へ
ほうれん草保存期間は約1ヶ月間となります。

茹でて冷凍したほうれん草の解凍方法や使い方について

凍ったままシチューやお味噌汁、ラーメンの具などにすることができます。また冷凍した袋にめんつゆを入れて解凍をするとお浸しにもなります。

正しい保存方法で最後までほうれん草をおいしく食べて

今回はほうれん草の保存方法を紹介しました。

正しい保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながり、社会問題になっているフードロスを削減することにも繋がります。

ぜひほうれん草を買ったときは今回の方法を試してみてくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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