「大根」をなんと“1か月”!おいしいまま保存する方法

料理・グルメ

 「大根」をなんと“1か月”!おいしいまま保存する方法

2022.12.26

こんにちは、スーパーの青果部で10年働く青髪のテツです。 寒くなってきて、大根がおいしい季節ですね。この時期スーパーでは飛ぶように売れる大根ですが「保存方法がわからず気づいたら傷んでいて捨ててしまった。どうやって保存すればいいの?」とお客様から聞かれることがあります。 お肉やお魚の場合、買った状態のまま冷蔵庫や冷凍庫に入れておけば大丈夫ですが、野菜の場合は種類によって長持ちさせるための保存方法が全く違うので難しいですよね。 野菜はそれぞれ最適な保存方法を知っておくことで、ものによっては数倍長持ちします。そこで今回は大根を長持ちさせる保存方法を紹介していきます。

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大根は保湿して保存するべし

大根はキッチンペーパーなどで保湿をして保存しましょう。その方がかなり長持ちします。
大根は乾燥に弱い野菜なのでペーパーでつつんで保存袋に入れて保存しましょう。
間違っても裸のまま置いておかないようにしてください。すぐにシワシワになって傷み始めてしまいます。

手順はこちら

1. 大根を三等分にカット
大根
2. ペーパーで包む
大根
3. 保存用の袋に入れる
大根
4. 冷蔵庫の冷蔵室で保存
三等分にカットしておくことで料理に使う際に用途別で使い分けることができます。

また大根は冷蔵室で保存しましょう。野菜室だと冬野菜の大根にとって暑すぎるので傷みが早くなります。大根の最適保存温度は0〜5℃、スペースに余裕があれば冷蔵室で保存しましょう。

大根の冷凍保存方法

大根
また大根は冷凍保存も可能です。
冷凍すると保存期間が1ヶ月程度に伸びます。また、冷凍により組織が壊れるので味が染みやすくなり煮物などは調理時間の短縮が可能です。

冷凍保存の手順は以下。

1. いちょう切りか千切りにカット
2. 1回分ごとに小分けして袋に入れる
3. ドレッシングなどで味付けする
4. 冷凍庫に入れる

ドレッシングなどで味をつけて保存することで冷凍によって組織が破壊され食感が変わることをある程度防ぐことができます。

大根

解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍または電子レンジの解凍モードで解凍可能です。熱を入れる料理の場合は、そのまま料理に使って頂いても大丈夫です。

正しい保存方法で最後まで大根をおいしく食べて

今回は大根の保存方法を紹介しました。
正しい保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながり、社会問題になっているフードロスを削減することにも繋がります。ぜひ大根を買ったときは今回の方法を試してみてくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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