教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん
株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。著書に『自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい』(KADOKAWA)がある。
運がいい人の「5つの口癖」
運がいい人は、運がよくなる言葉が口癖になっています。使う言葉がどのように運に影響を与えているのか、詳しく解説していきます。
1.「ありがとう」
運がいい人に欠かせない口癖ナンバーワンは感謝の言葉、「ありがとう」です。
さまざまな研究で明らかになっているのですが、感謝の感情を持つと、他人のために何かしたいと思うようになるのだと言われています。
「ありがとう」と言われて、嫌な気持ちになる人はいません。仕事でも、お客様から「ありがとう」と言われたら、それだけで疲れが取れた、頑張ってよかったなと感じた経験はないでしょうか?
感謝は、伝えた側も言われた側も両方が幸せになれるので、人間関係も良好になります。
さらに感謝をする人は、しない人に比べてストレス反応が少なく、うつ状態になりにくいとも言われています。利他的な行動は健康にも良い影響があることが、ニューヨーク州立大学の研究でわかっているのです。
感謝の言葉が運につながる重要なポイントは、運がいい人は些細なことやあらゆる場面から、感謝を引き出すのが上手だということ。
何かすごいことがあったから感謝するのではなく、当たり前のことや小さなことに感動し、感謝しています。運がいい人は、自分も人も喜ばせることができるため、運もよくなる毎日を過ごしているのです。
2.「おかげさまで」
「おかげさまで」の言葉には、無意識にいつも周りの人に支えられている感謝の気持ちが含まれていますよね。
自分1人では何もできない、といった謙虚な思いを持っているからこそ出てくる言葉です。人と繋がっていると感じられるありがたい言葉でもあるので、運がよくなるのも当然と言えます。
3.「いいね」
「いいね」が口癖ということは、常に“いい面”を探し出せる視点を持っている証拠でもあります。
物事を見て、いいと捉えるか、よくないと捉えるかは、自分で選択ができます。
いつでもいい面を探し出せるようになると、脳も楽しいこと探しをするように動き、自分は運がいいのだと必然的に思えるようになります。
4.「良かったね!」「やったね!」
「良かったね!」「やったね!」という言葉は、誰かのために自分も喜んでいる時に出てくる言葉です。
相手の幸せを自分のことのように喜ぶと、脳は「オーナー(この身体の持ち主)は喜ぶことが大好きなのだ」と、喜んだものに反応して情報を集めてくれます。そのため、嬉しいことが増え続けるので運もよくなるのです。
人の幸せを全力で一緒に喜び、もっと運をアップさせていきましょう。
5.「やっぱりついてる」
“やっぱり”がポイントなのですが、自分はついていることが確信となっている言葉なので、安心感をもって人生に関わることができます。
不安定な世界情勢の中、世界でTOP3に入るほど清潔で安全な国で、さらに幸運になれる記事を快適な場所で読めている。これは、最高についていると言えるのではないでしょうか?
“ついていること探し”をしてみると、たくさんの項目を見つけられると思います。楽しみながら探してみてくださいね!