「ウタマロクリーナー」と「ホームリセット」の意外と知らない“大きな違い”とは【知って得する掃除術】

家のこと

2024.03.28

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家中の掃除に使えるマルチクリーナーとして有名な「ウタマロクリーナー」と「ホームリセット」。どちらも使い勝手のいい洗剤ですが、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか? ここでは、「ウタマロクリーナーとホームリセットの大きな違い」を比較しながらご紹介します。

広告

スペックの違いを確認してみる

まずは、ウタマロクリーナーとホームリセットそれぞれの成分をチェックしてみましょう。

ウタマロクリーナー

ウタマロクリーナー

・液性:中性
・成分:界面活性剤(5%)アルキベタイン/水軟化剤/安定化剤
・香り:グリーンハーブ

ホームリセット

ホームリセット

・液性:中性
・成分:界面活性剤(0.4%)アルキルアミンオキシド/泡調整剤
・香り:無香料

違いは界面活性剤

比較して分かる通り、ウタマロクリーナーとホームリセットの大きな違いは「界面活性剤の濃度」にあります。
中性洗剤・両性イオン系界面活性剤と成分的なスペックは同じなのですが、ウタマロクリーナーの方が界面活性剤の量が多く入っています。


ウタマロクリーナーは5%なのに対し……。ウタマロクリーナーの界面活性剤は5%

ホームリセットの界面活性剤は0.4%

ホームリセットは0.4%と少なめです。

洗浄力の高さはウタマロクリーナーの圧勝

ウタマロクリーナー

界面活性剤が多いほど洗浄力が高いため、本格的な掃除に使うのならウタマロクリーナーがおすすめです。
油汚れや尿石など、頑固な汚れでもウタマロクリーナーならわりとあっさり落ちます。
デイリー掃除だけでなく、1週間・月1の掃除でも使えるのはウタマロクリーナーの強みです。

手軽さ&除菌力はホームリセットが勝る

ウタマロクリーナーとホームリセット

界面活性剤が少ないことは、デメリットばかりではありません。洗浄力はやさしめですが、ホームリセットには拭き残りがほぼありません。
ウタマロクリーナーも二度拭き不要の洗剤ですが、場所によってはぬるっとした感触が残ることもあります。
拭き心地が軽く、さっと掃除を済ませたいときに活躍するのは、断然ホームリセットでしょう。
また、ホームリセットは除菌効果も兼ね備えているので、ひと拭きで掃除と除菌を済ませられる時短力の高さも魅力です。

用途・好みに合う方を選んでみて

ウタマロクリーナーとホームリセットはどちらも同じ用途で使えますが、洗浄力を含め違いはいくつかあります。
ウタマロクリーナーはハーブの香りがしますが、ホームリセットは無臭。ライフスタイルに合う掃除の頻度や香りの好みなど、使い心地のいい洗剤は人それぞれです。
自分に合う方を選び、日々の掃除に活用してください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告