「ウタマロクリーナー」は“使用NGな場所”もある。クリンネストが語る失敗談

家のこと

2024.03.24

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。マルチに使える「ウタマロクリーナー」は、暮らしに役立つ万能洗剤ですが、どこでも使えるわけではありません。ここでは、じつは怖い「ウタマロクリーナーの失敗談」をクリンネストが語ります。

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家中どこでも使えるとは限らない

中性洗剤でありながら、頑固な黒ずみから油汚れまですっきり落としてくれるウタマロクリーナー。きっと、自宅に1本そなえている方は少なくないでしょう。
家中の掃除に使える便利なクリーナーですが、家中どこでも使えるわけではありません。
場所によっては素材が傷んだり、それほど汚れが落ちない場合があります。

失敗談1.テーブルにしみ込んだ

テーブル出典:stock.adobe.com

テーブルの汚れをさっと拭き取る分にはいいのですが、どんな素材なのかがとても重要。
水に弱い素材に、ウタマロクリーナーは使えません。
そんな注意事項をまったく知らず、防水加工が施されていないテーブルをウタマロ拭き!
その結果、洗剤がテーブルにしみ込んでしまいました……。木材が水分を含んで、プツプツと浮き上がったときのショックと言ったら(涙)。
その後、テーブルを乾かして事なきを得たのですが、私にとっては二度と繰り返したくない失敗です。

失敗談2.カビには歯が立たなかった

浴室のカビ出典:www.photo-ac.com

窓枠やゴムパッキン、壁などに生えるカビ汚れは、掃除するのが厄介。手早くラクに掃除しようと、ウタマロクリーナーで挑んだことがあるのですが……。
結果的にカビは落ちませんでした。カビは根っこを深く張るため、中性洗剤のウタマロクリーナーで根絶するのはむずかしいです。
見た目はきれいになったとしても、表面のカビが落ちただけなので根は残ったまま。
結局、すぐにカビが生えてきて掃除のサイクルが増えてしまいました。時間と手間をかけても、頑固なカビはカビとり剤を使う方が効率的です。

注意事項の確認を

ウタマロクリーナーのボトル裏面を見ると、「使用上の注意」「使えないもの」がきちんと書いてあります。
万能であるけれど、場所・ものを選ばずに使えるわけではありません。注意事項をよく読み、私のような失敗をしないよう注意してください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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