家中どこでも使えるとは限らない
中性洗剤でありながら、頑固な黒ずみから油汚れまですっきり落としてくれるウタマロクリーナー。きっと、自宅に1本そなえている方は少なくないでしょう。
家中の掃除に使える便利なクリーナーですが、家中どこでも使えるわけではありません。
場所によっては素材が傷んだり、それほど汚れが落ちない場合があります。
失敗談1.テーブルにしみ込んだ
テーブルの汚れをさっと拭き取る分にはいいのですが、どんな素材なのかがとても重要。
水に弱い素材に、ウタマロクリーナーは使えません。
そんな注意事項をまったく知らず、防水加工が施されていないテーブルをウタマロ拭き!
その結果、洗剤がテーブルにしみ込んでしまいました……。木材が水分を含んで、プツプツと浮き上がったときのショックと言ったら(涙)。
その後、テーブルを乾かして事なきを得たのですが、私にとっては二度と繰り返したくない失敗です。
失敗談2.カビには歯が立たなかった
窓枠やゴムパッキン、壁などに生えるカビ汚れは、掃除するのが厄介。手早くラクに掃除しようと、ウタマロクリーナーで挑んだことがあるのですが……。
結果的にカビは落ちませんでした。カビは根っこを深く張るため、中性洗剤のウタマロクリーナーで根絶するのはむずかしいです。
見た目はきれいになったとしても、表面のカビが落ちただけなので根は残ったまま。
結局、すぐにカビが生えてきて掃除のサイクルが増えてしまいました。時間と手間をかけても、頑固なカビはカビとり剤を使う方が効率的です。
注意事項の確認を
ウタマロクリーナーのボトル裏面を見ると、「使用上の注意」「使えないもの」がきちんと書いてあります。
万能であるけれど、場所・ものを選ばずに使えるわけではありません。注意事項をよく読み、私のような失敗をしないよう注意してください。