白い水は糠ではない!
結論から言うと、無洗米の白く濁った水は糠ではありません。
これは、お米のでんぷん質が水に溶けだしたもの。汚れではないため、そのまま炊いても問題ないんです。
逆に、水が透明になるまで洗うのはNG。お米の栄養分が流れ出ててしまったり、お米の甘味や食感が落ちたりします。
無洗米のただしい炊き方
手順1.冷たい水を入れて一度捨てます
無洗米は糠がしっかりと取り除かれた状態ではあるものの、ほんの少し糠が残っている場合があります。
お米を研ぐ必要はありませんが、一番最初の水は捨てましょう。
このとき、ぬるま湯を使うのはNG。デリケートな無洗米は、温水だと割れる場合がありますので、必ず冷た水で行いましょう。
手順2.冷たい水を注ぐ
繰り返しになりますが、“お米は研がずに”水だけを注いでください。このときも、冷たい水を使います。
手順3.30分ほど水に浸けて炊飯します。
洗う必要のない無洗米でも、炊く前に浸水するとより美味しく炊きあがります。
気温の低い冬は1時間の浸水が好ましいですが、春~夏は30分を目安に浸水しましょう。
炊飯器に「無洗米モード」がある場合は、水に浸けなくてもすぐに炊飯できます。
無洗米は、水が白く濁っていても「お米を研がずに炊く」が正解です。無洗米をうまく活用して、おいしいごはんを手間なく炊きましょう。