砂糖
砂糖には賞味期限の表示がありません。砂糖は不純物がほぼなく、品質が安定しているため、腐ったり風味が落ちたりすることが少ない食品なのです。
時間が経つと、砂糖が岩のように固まることがありますが、ほぐせば問題なく使えます。
日なたに置いておくと、固まった砂糖もサラサラに戻りますよ。
塩
塩も砂糖と同じく、品質の劣化が少ない食品です。そのため、賞味期限の表示はなく、基本的には長期保存していても食べられます。
ただし、「柚子塩」や「抹茶塩」「ハーブ塩」のように、純粋な塩ではないものは賞味期限があるものがほとんどです。
うまみ調味料
じつは、味の素をはじめとする“うまみ調味料”も、賞味期限がない食品のひとつ。劣化が少ないため、開封後も「常温」で保存できます。湿気が入らないように、密閉できる容器に移し替えて保存しましょう。
白色を保っていてサラっとしていれば使用OK。砂糖と同じく、固まってもほぐしてサラサラに戻せば使えます。
古いから……と捨てるのはちょっと待って!
今回ご紹介した、砂糖・塩・うまみ調味料の3つは、「品質の劣化が極めて少ないもの」として、消費者庁でも「賞味期限の記載を省略できる食品」とはっきりと記載があります。
そのため、古くなっても使えることがほとんど。砂糖・塩は固まっても復活しますので、ぜひ捨ててずに残さず使い切ってくださいね。
参考:消費者庁食品表示課_加工食品の表示に関する共通Q&A (第2集:消費期限又は賞味期限について)