食品
梅雨は湿度が高く、食品も傷みやすい季節です。「キッチンに置いていた食パンに、カビが生えていた」経験があるのも、わたしだけではないはず。
カビは20〜30℃で繁殖しやすくなるため、常温保存はおすすめできません。
開封後は、きるだけ早く使い切ることが大前提。
食パンは冷凍、乾物は冷蔵のように、食品に合う適切な方法をとりながら、カビを発生を防ぎましょう。
衣類
クローゼットや収納ケースの中に、ほこりが溜まっていませか? 汚れやダニは、カビにとって栄養そのもの。そこに湿気が加われば、一気に繁殖してしまいます。
衣類についたカビは、洗濯してもなかなか落ちません。強い薬剤を使うと生地が傷んでしまうため、元通りにするのは困難です。
大切な衣類を守るためにも、服の詰め込みすぎは避けて、こまめに扉をあけるなど湿気対策を行いましょう。
窓のゴムパッキン
冬に多い窓の結露ですが、じつは梅雨も要注意。梅雨は高温多湿な環境でエアコン(冷房)を使うことで、窓に結露が発生します。
高温多湿で水もある環境は、カビにとって快適そのもの。ほこりなどの汚れが栄養源となり、さら繁殖をがすすんでしまうのです。
窓のゴムパッキンにできるカビは、深く根を張るため取り除くのも厄介。そのままにしておくと健康を害する恐れがありますので、塩素系漂白剤などを使ってしっかりと除去しましょう。
カビができないよう、こまめな換気や室温の調整など、高温多湿な環境を作らないよう心がけてくださいね。
今のうちにカビ対策を考えよう
気象庁によると、今年の梅雨入りは関東甲信で6月上旬だと発表しています。
まもなくやってくる梅雨を快適に過ごすためにも、カビ対策を念入りに整えておきましょう。