気づいたら「カビ」が発生しているかも…。梅雨に隠れカビが発生しやすい“3つの場所”

家のこと

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2024.06.03

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家に中にひっそりと生えているカビ、見逃していませんか? ここでは、梅雨に要注意な「隠れカビ」についてご紹介します。

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食品

かび出典:stock.adobe.com

梅雨は湿度が高く、食品も傷みやすい季節です。「キッチンに置いていた食パンに、カビが生えていた」経験があるのも、わたしだけではないはず。
カビは20〜30℃で繁殖しやすくなるため、常温保存はおすすめできません。
開封後は、きるだけ早く使い切ることが大前提。
食パンは冷凍、乾物は冷蔵のように、食品に合う適切な方法をとりながら、カビを発生を防ぎましょう。

衣類

衣類出典:stock.adobe.com

クローゼットや収納ケースの中に、ほこりが溜まっていませか? 汚れやダニは、カビにとって栄養そのもの。そこに湿気が加われば、一気に繁殖してしまいます。
衣類についたカビは、洗濯してもなかなか落ちません。強い薬剤を使うと生地が傷んでしまうため、元通りにするのは困難です。
大切な衣類を守るためにも、服の詰め込みすぎは避けて、こまめに扉をあけるなど湿気対策を行いましょう。

窓のゴムパッキン

窓にできたカビ出典:www.photo-ac.com

冬に多い窓の結露ですが、じつは梅雨も要注意。梅雨は高温多湿な環境でエアコン(冷房)を使うことで、窓に結露が発生します。
高温多湿で水もある環境は、カビにとって快適そのもの。ほこりなどの汚れが栄養源となり、さら繁殖をがすすんでしまうのです。
窓のゴムパッキンにできるカビは、深く根を張るため取り除くのも厄介。そのままにしておくと健康を害する恐れがありますので、塩素系漂白剤などを使ってしっかりと除去しましょう。
カビができないよう、こまめな換気や室温の調整など、高温多湿な環境を作らないよう心がけてくださいね。

今のうちにカビ対策を考えよう

気象庁によると、今年の梅雨入りは関東甲信で6月上旬だと発表しています。
まもなくやってくる梅雨を快適に過ごすためにも、カビ対策を念入りに整えておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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