冷蔵保存はNG⁉︎「小麦粉」の意外と知らない“NG保存方法”

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2024.06.09

お菓子づくりや揚げ物など、いろいろ使えて便利な小麦粉。気温が上がり、室温も高くなるこれからの時期、保存方法にも注意が必要です。ここでは、意外と間違いやすい「小麦粉のNGな保存方法」についてご紹介します。

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NGその1.冷蔵庫で保存する

冷蔵庫出典:stock.adobe.com

ダニが繁殖しないよう、冷蔵庫で保存している方もいるでしょう。じつはそれ、間違いです。
冷蔵庫で保存したほうがいいのは、たこ焼き粉や天ぷら粉などのミックス粉。だしや卵など粉以外の材料が含まれているため、冷蔵が向いています。
一方、小麦粉は臭いを吸収しやすいため、冷蔵庫はできるだけ避けたほうが無難。香辛料やおかずの臭いも移る場合があるためNGです。
また、室温に戻したときの温度差で結露し、かえってダニやカビが発生しやすくなるため注意してください。

製粉メーカーによっては、密閉容器に入れたうえで冷蔵保存OKとしているケースも。ただし、小麦粉の結露が起きないよう、頻繁な出し入れは避ける必要があります。

NGその2.コンロの近くで保管する

コンロ出典:stock.adobe.com

小麦粉は常温保存が適切ですが、温度変化が少ない場所で保管するのがきほんです。そのため、温度変化が激しいコンロの近くに置くのは避けましょう。
冷蔵庫と同じく、結露が発生して小麦粉の劣化につながります。ダニがついた小麦粉を食べるとアレルギー症状を引き起こす場合もありますのでご注意を。

NGその3.シンク下に保管する

シンクした出典:stock.adobe.com

繰り返しになりますが、小麦粉は臭いや湿気を吸収します。シンク下は冷暗所として好ましいように見えますが、じつは湿気がこもりやすい場所。シンク下独特のイヤな臭いが小麦粉に移る場合もあります。
シンク下は多湿になりやすいので、ダニ・カビの繁殖リスクを考えても、小麦粉の保管場所として適切とは言えません。

高温多湿は避けて「冷暗所」で保存を

小麦粉をただしく保管するには、温度が1~15℃に保たれている、直射日光があたらない風通しのよい場所が理想的。つまり「冷暗所」が適切です。
必ず密閉容器に入れて、開封後は早めに使い切るよう心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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