「冷暗所に保存」ってどこに保存すればいいの?食材を保存する際の“ただしい冷暗所の条件”

家のこと

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2024.04.10

食品パッケージの裏に、「冷暗所で保存」と書かれているのをよく目にします。しかし、冷暗所は家のどこなのかぼんやりしがち。ここでは、うっかり間違いやすい「ただしい冷暗所」の条件をご紹介します。

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冷暗所=冷たい場所ではない

冷蔵庫はNG

“冷”と入っていることから、なんとなく「冷たい場所に置けばいい」と想像できるかもしれませんが、これは間違いです。
食品衛生法・JAS法においても具体的な条件や定義は書いてありませんが、冷暗所=冷蔵庫でははありません。冷蔵庫は温度が低く、ものによっては劣化がすすむ場合があります。

冷暗所とはこんな場所!

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はっきりとした定義がない冷暗所ですが、食品の一般的に適した場所のポイントは次の3つです。

温度1〜15℃で気温変化が少ない

食品は温度変化が少ない方が劣化しづらく、持ちがよくなります。
気を付けたいのは、季節によって温度が変わる場所。今は寒くても、夏は高温になり冬は寒くなる場所は冷暗所には向きません。季節問わず温度の差が少ない場所がおすすめです。

湿気がこもらず風通しがいい

冷暗所保存においては、湿度も無視できません。湿度が高いと、食品にカビが生える恐れがあります。
温度が一定であっても、風通しが悪く湿気がこもりやすい場所はNGです。

直射日光が当たらない

冷暗所には“暗”の字が使われているくらいですから、日光を避けることも大切。
日当たりのよい場所は避け、直射日光が当たらないかどうかを確認しましょう。

温度・湿度・日光に気を配ろう

冷暗所の条件は、温度・湿度・日光のどれかひとつが欠けていると食品の劣化が進みかねません。日本には四季がありますから、気温や天候の変化の影響をできるだけ受けない場所を探すのもひとつです。
適切な冷暗所を確保して、食品をただしく保存しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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