「とりあえず冷蔵庫」は要注意!じつは冷蔵NGな“3つの食品”

料理・グルメ

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2024.06.18

気温が高くなってくると、食品の劣化が気になってくるもの。劣化を防ぐには「とりあえず冷蔵庫に入れておくと安心」のような気もしますが、誤っていることもあります。ここでは、じつは間違いだった「冷蔵NGな食品」についてご紹介します。

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カレー粉

1出典:stock.adobe.com

開封済みのカレー粉、冷蔵庫に入れていませんか?
基本的に粉のスパイスは、冷暗所保存でOKです。冷蔵庫でも保存できないわけではありませんが、常温に戻したときに発生する結露が原因で劣化する恐れも……。
カレー粉が湿気を含むと品質・風味が落ちますので、高温多湿な環境を避けて常温で保管しましょう。どうしても冷蔵庫で保管する場合は、しっかりとキャップを閉めて密閉してください。

ごはん

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食べ切れずに余ったごはんは、冷蔵庫に入れて冷ごはんにしていませんか?
ごはんにはたくさんのでんぷん質が含まれており、4~5℃の低温に置くと劣化します。でんぷんが結晶化して、かたくパサパサした食感になるのです。
冷蔵したごはんがパラパラになるのは、“でんぷんの老化”によっておこる現象。冷蔵しても食べられなくなるわけではないのですが、味や風味が落ちるため、避けたほうが無難です。
余りごはんのベストな保存方法は「急冷凍」。温かいうちに一気の温度を下げることで、おいしい状態で保存できます。

マロニー

マロニー出典:www.photo-ac.com

鍋ものや炒めものに便利なマロニーですが、開封後に冷蔵するのは禁物です。
冷蔵庫で保管すると、常温に戻したときの温度差で結露が発生し、カビが生える場合があります。
マロニーに関しては、開封・未開封どちらも「常温保存」が適切です。湿気に弱いので、シンク下など多湿の環境は避けてくださいね。

冷蔵がただしいとは限らない

多くの食品は冷蔵保存で長持ちしますが、すべてがそうだとは限りません。
冷やすことで劣化したり、取り出したときの温度差で発生する結露が原因で傷む場合もあります。
夏本番をむかえる前に、ご自宅の食品がただしく保管されているかを見直してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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