1日の始まりは“コーヒー”から。生活に溶け込む「カナダのカフェ文化」

カルチャー

2024.06.16

日本にも素敵なカフェはたくさんありますが、カナダの町を歩くと生活に根付いた北米のカフェ文化を肌で感じることができるでしょう。朝仕事前に行きつけのカフェでいつものコーヒーをマイタンブラーに入れて職場に向かう人も多く、町ではマイカップやタンブラーを持って歩く人の姿をよく見かけます。カナダ人が大好きなカフェ文化を覗いてみましょう!

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カナダのカフェは朝が早い!

カフェイメージ私が普段使っているタンブラーはこちら。紙コップより保温、保冷効果が高いので持ち歩きに便利です。

冒頭で触れた通り、カナダ人は仕事や学校の前にコーヒーを買う人が多く、カフェでリモートワークをする人も多いので、バンクーバーのカフェはチェーン店でなくても朝が早く、8時ごろから開いているところが多いです。法律で持ち帰り用の紙コップは25セント(30円ほど)かかるので、多くの人がマイカップを持参しています。どのカフェも朝から大賑わい。毎朝通う人はだいたい決まったものを注文することが多いみたいですね!

人気のコーヒーは浅煎りが多い

カフェイメージミルク入りの飲み物をたのむとラテアートをしてくれるところが多いです。可愛いラテアートを見ると幸せな気持ちになります。

2000年ごろからアメリカで始まったサードウェーブコーヒー文化の影響で、浅煎りで酸味の強いコーヒーが人気です。筆者は酸味があまり得意ではないので、チョイスがあるときは深煎りをオーダーしています。豆乳、アーモンドミルク、オートミルク、スキムミルクなど牛乳の代替品(+$1くらい)は充実していますが、日本で使われているコーヒーフレッシュは使いません。

定番のカフェの食べ物は?

カフェイメージ子どもと一緒に食べるときはあまり甘くないクロワッサンを頼むことが多いです。昔と比べて随分クロワッサンのおいしさがレベルアップしています。

最近ではおいしいケーキやパンを出したり、ランチを提供するカフェも出てきましたが、基本的にカフェの定番フードメニューはこんな感じです。

*マフィン

*スコーン

*パウンドケーキ

*クッキー

*クロワッサン

*サンドイッチ

食べ物も決して安くはないので筆者は普段は飲み物しか頼みませんが、子どもと一緒のときや疲れたときにときどき食べ物をオーダーします。

私のカフェ事情 in Vancouver

カフェイメージお気に入りのカフェの一つ。この空間でコーヒーを飲んでいる時間が幸せなんです!

結論から言うと、筆者のカフェ出没率は非常に高く、今この原稿もカフェで書いています(笑)。コーヒー1杯500円以上する(ミルク入りは700円ほど)するのに頻繁にカフェに行くので、無駄遣いかなぁと思うこともあるのですが、カフェという空間にいることで心の幸せが満たされるので、心の充電代だと思っています。

以前フルタイムで仕事をしていたときは、通のカナダ人のように毎朝同じ場所で同じコーヒーを買って職場に向かっていましたが、フリーランスの今は朝子どもを送って、時間がある時は散歩がてらお気に入りの中から気分に合わせてカフェを選び、そこで仕事をしたり、読書をするのがお決まりのパターンです。

天気のよい日は散歩が最高に気持ちよいし、雨でも目的地が大好きなカフェなら頑張って歩くことができます。さらに心満たされながら仕事もできて、私にとっては仕事、運動、リフレッシュが同時にできる一石二鳥な場所なのです。


私にとってバンクーバーのカフェは、仕事の場、読書の場、友達との交流の場、子どもや主人とのデートの場。気づいたらいつの間にか自分も周りのカナダ人のように、タンブラーを持ってコーヒー片手に歩くのが自然になっていました。日本にも素敵なカフェはたくさんありますが、北米に来たらみなさんもぜひ地元のカフェを訪ねてみて下さい。お店のインテリアが素敵で海外の雰囲気が味わえますし、北米人のカフェ文化を体感してもらえると思いますよ!

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著者

Shiko

Shiko

カナダ、バンクーバーと日本でやんちゃな息子達と旦那と一緒に暮らしています。 音楽、ヨガ、アウトドアが大好き! 歯科医師、ヨガインストラクターです。時々ジャズを歌っています。 Zoomヨガ教えてます。レッスンご希望の方はインスタからメッセージくださいね!@fumikokusuhara

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