掃除に便利な「消毒用アルコール」じつは使ってはいけない“3つの使用NGな場所”

家のこと

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2024.06.27

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。消毒用のアルコールは、二度拭きなしで使える、家中の掃除に便利なアイテム。ただし、どんなに万能でも気をつけるべき点はあります。ここでは、“じつはNGな”「消毒用アルコールを使ってはいけない場所」についてご紹介します。

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NGその1.ワックス加工のフローリング

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フローリングに付着する皮脂や手アカは、アルコールが得意とする汚れです。そのため、汚れの落ちやすさで言えば、フローリングに使っても問題ないように思えます。
しかし、ワックスなどの特殊加工が施されているフローリングは要注意。コーティングが剥がれたり、ワックスとアルコールが反応して白くなったりする可能性があります。
汚れが落ちてもフローリング自体が傷んでしまっては、元も子もありません。
フローリングの拭き掃除は、リビング用の中性洗剤やフロアワイパ―を使いましょう。

NGその2.液晶画面

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テレビやスマホの液晶画面につく手アカも、アルコールスプレーを使えばラクに落とせますが、フローリング同様に白濁する恐れがあるためNGです。
液晶画面には特殊な加工や保護剤が施されていることが多く、アルコールの成分が剥がす可能性があります。トラブルや故障を防ぐためにも、アルコールの使用は避けた方が無難です。
液晶画面は専用のクロスで拭くか、水で100倍に薄めた中性洗剤で汚れを落としましょう。

NGその3.革製品

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ソファなどの革製品をアルコールでお手入れすると、色落ちやコーティング剥がれなどのリスクがあります。
アルコールが残ってシミになったり色がまだらになったりと、思いもよらない劣化につながる可能性もゼロではありません。革製品をお手入れする際は、専用のクリーナー使うと安心です。

ただしく使えば暮らしは豊かに

消毒用アルコールは、家中いろいろな場所で使える便利な掃除グッズだからこそ、使用上の注意を守る必要があります。
掃除をする際は使えるかどうかを確認のうえ、ただしい方法で愛用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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