皮もアクも「ポリフェノール」
夏野菜の代表格ナスは、抗酸化作用があるポリフェノールがたっぷり。厳しい夏の紫外線などによる体の老化を防いでくれます。ポリフェノールは皮に多く含まれるので、皮ごと食べるのがおすすめです。
また、アクもポリフェノールの一種。切ってすぐに使うときは、水にさらす必要はありません。貴重な栄養、できれば丸ごと取りたいですね。
今回はそんなナスを、しょうがと炒めてみそで仕上げる「野菜みそ」にしていきます。しょうがとみそが、体を内側から温めてくれる常備菜。冷たい飲み物で冷えた胃に、ジーンとしみます。熱いみそ汁がちょっと飲めないな〜というときにもよいですね。
ナスとピーマンの野菜みそ(調理時間:10分)
ナスとピーマンをしょうがと一緒に炒めたら、溶いたみそを合わせるだけ。ごはんがすすむ味付けの常備菜です。
材料
・ナス……2〜3本
・ピーマン……2〜3個
・しょうが……ひとかけ
・しそ……3枚
・ごま油……大さじ1
・みそ……大さじ1
・酒……大さじ2
作り方
1. ナスは一口大の乱切り、ピーマンは2cm角、しょうがはみじん切り、しそは千切りにしておきます。
2. フライパンにごま油を熱してしょうがを炒め、香りが出たらナスとピーマンを入れてさらに炒めます。
3. ナスに火が入ったら火を一度止め、酒で溶いたみそを入れてからめます。 火をつけてから余分な水分を軽く飛ばし、しそを混ぜ合わせてお皿に盛ります。
お弁当にも使える野菜みそ
野菜みそは、冷蔵庫で4〜5日くらいは保存可能。お弁当や夕飯のあと一品にも使える便利な常備菜です。
ピーマンの代わりにししとうなどでも、ピリッとおいしいですね。野菜みそ、ぜひお試しください。