いつの間にかできた「フローリングのカビ」のただしいお手入れ方法【知って得する掃除術】

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2024.07.24

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。フローリングに敷いたラグの下、黒カビが生えていませんか? 湿度が高い時期は、床に発生するカビにも要注意です。ここでは、いつの間にかできてしまった「フローリングのカビとり方法」についてご紹介します。

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フローリングのカビには「アルコール除菌スプレー」が役立つ!

アルコール出典:stock.adobe.com

フローリングに生えたカビのお手入れに、塩素系漂白剤のカビとり剤が使えません。その代わりとして役立つのが、アルコール除菌スプレー。
アルコール成分が、カビに含まれるたんぱく質を凝固させたり破壊したりする効果があるため、フローリングのカビ退治にぴったりなんです。

ただし、ワックスがけをしたフローリングは要注意。化学反応によってアルコールとワックスの成分が分解され、フローリングが白くなる恐れがあります。
アルコール除菌スプレーのカビとりは、床の材質やコーティング・ワックスの有無で判断しましょう。

フローリングのカビのただしいお手入れ方法

手順1.フローリングをぞうきんで軽く水拭きします

ぞうきんで水拭きする

カビを掃除機で吸いとるとカビがの胞子をばらまいてしまいますので、まずは水拭きで静かに拭きとります。

手順2.アルコール除菌スプレーでカビを吹きとります

アルコール除菌スプレーを拭きかける

アルコール除菌スプレーはしっかりと、まんべんなくスプレーしましょう。
(ワックス加工の床に使うと白くなるリスクがあるのでご注意下さい。)

細かい溝はつまようじで

フローリングの溝はつまようじが便利。細かいすきまにも届きます。

手順3.乾拭きして終了

乾拭きして終了

乾拭き後は、カビ汚れがしっかり落ちているかを確認してくださいね。

こまめなお手入れでカビを防ぐ

今回は自分でできるフローリングのカビとり方法をご紹介しましたが、アルコール除菌スプレーで落ちない場合、自力では対処できないこともあります。
こまめな掃除・お手入れを続けて、カビが深く根を張る前に対処しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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