すべて冷凍OKではなかった。じつは冷凍NGな“3つの野菜”「残念な食感になる…」

料理・グルメ

www.photo-ac.com

2024.07.12 更新

傷みやすい野菜も、冷凍保存しておけばひと安心。日持ちすれば、食費節約やロス減にもつながります。しかし、なんでも冷凍できるわけではありません。ここでは、意外と知らない「じつは冷凍NGな野菜」についてご紹介します。

広告

レタス

レタス出典:stock.adobe.com

水分を多く含んでいる野菜は、冷凍すると味や食感が変化しやすいです。どちらかというと冷凍保存は適しません。
みずみずしいレタスは、冷凍すると水分が凍結して食感がびちゃっとします。そのため、基本的には生のまま食べ切るのが望ましいです。
どうしても冷凍したい場合は、水洗いしたレタスをキッチンペーパーで拭いた後、食べやすいサイズに手でちぎってから、冷凍保存袋に入れてフリージングしましょう。

じゃがいも

じゃがいも出典:stock.adobe.com

じゃがいもを含む芋類は、冷凍するとでんぷん質が壊れて食感が変わります。解凍すると水分が抜けてパサパサするほか、ほくほくとは反対にグニャッとした食感になるんです。
冷凍に不向きなじゃがいもですが、ただしく保存すれば冷凍でも長持ちします。
「生のままカットして冷凍」または「茹でてからつぶしてマッシュポテトにして冷凍」であれば、解凍後の風味・食感が損なわれにくいです。

きゅうり

きゅうり出典:stock.adobe.com

きゅうりもレタス同様、水分量が多いため冷凍保存は不向きです。水分が抜けてふにゃふにゃになり、残念な食感になってしまいます。
生食のようなシャキッとした歯ごたえはなくなりますが、ただしい方法で保存すれば冷凍も可能です。使いやすい薄さにスライスして塩もみしたら、キッチンペーパーで水気をとって食品保存袋へ。きちんと下処理をして冷凍すると、あえものやポテトサラダ用のきゅうりとして使えます。

賢い冷凍保存で食費を節約

食品ロスを防ぐ冷凍保存術ですが、食材によって向き不向きがあります。今回は救済措置として冷凍保存の方法もご紹介しましたが、凍らせると風味・食感が変わる野菜は生で食べた方がおいしいです。
野菜が傷みやすい夏は、ぜひ冷凍保存を賢く使い分けてください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告