もうカビを発生させない!「製氷機」の意外と知らない“ただしい使い方”

家のこと

2024.07.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。暑い夏は、製氷機がフル稼働する季節です。しかし、気をつけたいのはカビのこと。そこで今回は、カビを発生させない「製氷機のただしい使い方」についてご紹介します。

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水は水道水を使う

水道水を使う出典:stock.adobe.com

製氷機に使う水は、水道水を使いましょう。水道水は塩素殺菌が行われているため、給水タンクに入れても雑菌の繁殖リスクが低いです。
ミネラルウォーターでも氷は作れますが、水道水よりもカビやぬめりが発生しやすく、製氷には向きません。
また、硬度が高いミネラルウォーターを使い続けるのはNG。製氷皿にミネラル分が結晶化し、製氷機が壊れる可能性があります。どうしてもミネラルウォーターを使う場合は、硬度が100mg/L以下のものを選びましょう。

給水タンクを水洗いする

給水タンクを水洗い

製氷機のうち、特にカビが生えやすいのが「給水タンク」。つねに水が入っているため、カビが生えやすく、お手入れしないとぬめりも発生します。
給水タンクは週に1度、ふたを外して水洗いを。浄水フィルターは消耗品のため、3年を目安に買い替えてください。
きれいな給水タンクをキープしていれば、製氷機内部のカビを防止でき、いつでもクリーンな氷ができあがります。

タンクの水を放置しない

水が入っている給水タンク

給水タンクに水が入ったままだと、カビやぬめりの原因になります。
特に、家を空けるなどでしばらく製氷しないときや、氷をたくさん作って貯氷ケースがいっぱいになったときなどは要注意。
製氷をいったんストップしたい場合は、カビを防止するためにも給水タンクはいったん空にしましょう。

製氷機は週に1度お手入れを

夏は毎日使う氷だからこそ、製氷機もこまめな掃除が必要です。
週に1度はタンクを洗い、ただしく使ってカビの発生を防ぎましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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