電気部品が劣化する恐れも。「温水洗浄便座」のじつはやってはいけない“NGな使い方”

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2024.07.20

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレと言えば、「おしり」「ビデ」などの機能が使える温水洗浄便座が主流となっています。しかし、温水洗浄便座だからこそ、やってはいけない使い方も……。ここでは、意外と知らない「温水洗浄便座のNG行為」についてご紹介します。

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NGその1.カバーをつける

便座カバーがついたトイレ出典:stock.adobe.com

温水洗浄便座にカバーや貼るタイプのシートは不要です。
カバーを取りつけると、人体検知センサーや着座スイッチといった機能の妨げとなる場合があります。
便座の開け閉め機能も正常に動かなくなる恐れがありますので、カバーの使用は避けましょう。

NGその2.子ども用の補助便座をつけっぱなしにする

補助便座はつど片付ける出典:stock.adobe.com

子どもがいる方は、補助用便座の使用にご注意を。便座をつけっぱなしにすると、温水洗浄便座の機能が使えなくなる場合があります。
また、便座をつけたままにするとトイレが子どもの遊び場になり、事故やケガにつながりかねません。
補助便座はつど片付けて、置きっぱなしにしない習慣をつけましょう。

NGその3.メンテナンスをしない

メンテナンスが必要出典:stock.adobe.com

温水洗浄便座は電気製品です。安心・安全に使い続けるためにも、定期的なメンテナンスはかかせません。点検を怠ると、電子・電気部品の劣化により、事故を引き起こす場合があります。
機能などのかかわる部品は、購入後3年を目安に点検を。10年以上経過している場合は、買い替えも視野に入れて点検を行いましょう。
セルフの点検については年に1度、お手持ちの取り扱い説明書に沿って行ってください。

安心・安全にただしく使おう

繰り返しになりますが、温水洗浄便座は電気製品です。
そのため、劣化するのはもちろん、使い方を誤ると発煙・発火のリスクがあります。
今一度使い方を見直して、定期的なメンテナンスも行いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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