殺虫剤の使用期限は……?
結論から言うと、古い殺虫剤でも問題なく使えます。ただし、使える期限の目安は「製造から3年」です。
あまりに古すぎるものは使用を避け、新しいものに買い替えましょう。
ただし、殺虫剤は薬機法に基づき、有効期限の記載がないケースがほとんどです。その場合は、商品に書かれた製造記号を見て、製造日を確認してください。
『製品には、有効期間や使用期限が表示されている製品と、表示されていない製品があります。
■表示されていない商品に関して
未使用・未開封の商品の場合、製造後、少なくとも3年は安心してお使いいただけます。』
引用:アース製薬_製品Q&A
https://www.earth.jp/support/faq/Detail.aspx?id=e6b7363636732316554544e74794c2b6248524859496b695a2b6762765768686655564241487970754b50343d&kindId=0&contentsId=2102
殺虫剤のただしい処分方法
有効期限を過ぎた殺虫剤は、適切に処分します。
特に、缶タイプの殺虫剤は取り扱いに注意が必要。中身が残った状態でゴミに出すと、ゴミ収集車やゴミ処理施設で爆発する恐れがあります。
エアゾール缶の殺虫剤は、必ず以下の手順に沿って安全に処分してください。
手順1.屋外で中身を出します
缶を空の状態にするために、まずは中身を出し切ります。殺虫剤を使い切る場合は、人がいない風通しのいい屋外で。引火の恐れがあるため、近くに火気がないことを必ず確認しましょう。
手順2.缶を振って中身がないことを確かめます
缶を振ったときの音がしなくなったらOK。シャカシャカ音が鳴る場合は、中身が残っているサインです。音がなくなるまでしっかりと噴射してください。
製品に「ガス抜きキャップ」がついている場合は、説明にそって使用しましょう。ガス抜きキャップを使うことで、缶の中身を残さず出し切れます。
手順3.分別して処分する
缶のふたやボトル部分を、自治体のゴミ出しルールに沿ってただしく分別してください。
殺虫剤を適切に使って、不快な虫から快適な夏の暮らしを守りましょう!