長女から背中を押してもらった瞬間<市井紗耶香コラム #イマココ Vol.13>

カルチャー

2024.08.30

saita世代の40代女性ど真ん中のタレント市井紗耶香さんが、子育て趣味、家族など日々について綴るコラム、#イマココ。日々の中で感じる人生における“発見”や“学び”をお届けしていきます。

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あっという間に終わった夏休み

夏休み出典:stock.adobe.com

saita読者の皆さんこんにちは!

そろそろ暑さも落ちつく頃かと思いきや、まだまだ暑い日が続いていますね。お子さんがいらっしゃるご家庭では長かった夏休みもようやく終了。

全国のママパパお疲れ様でした!(笑)
お昼ごはんの準備、たいへんでしたよね。我が家は今年の夏も「素麺」と「おにぎり」が大活躍。

秋のお彼岸まであっという間に過ぎそうですが、その頃にはこの暑さもいくぶん和らいでいるといいですね。

前回のコラムでも長女のことを少し書きましたがその長女が先日、無事に二十歳を迎えました。18歳から成人引き上げはありますが、「二十歳」はやっぱり感慨深いものがあります。

思い起こせば私自身、二十歳で長女を出産しているので、こうして愛娘が二十歳を迎える日がくるなんて…当時の私は想像できませんでした。

「ママはママの好きなことをしてもいいんだよ」

頑張るママ出典:stock.adobe.com

はじめての子育ては右も左も分からない状態でした。頼れるのは母の存在だけ……。

その時の赤ちゃんが二十歳になったので母もいまごろ天国で喜んでくれていると思います。長女は学校では週5で部活動に勤しみ、自宅では抱っこ紐をしながら下の子のお世話をしてくれていました。私にとって、とても頼りになる存在。

子どもは少しずつ親から離れていき、自分で問題を解決したり、自ら選択したりと生きていく術を身に付けていきます。
当たり前といえば当たり前なんでしょうけれど、そんな風に行動している姿を見て誇らしいなと感じます。

そんな長女から以前もらった手紙にこんなことが書いてありました。

「ママはなんでも頑張りすぎるところがあるからたまには頼ってね。ママはママの好きなことをしてもいいんだよ」

この言葉はもしかしたら全国のお母さんたちにも共感してもらえるのではないかなと感じました。

「ママはママの好きなことをしてもいいんだよ」

この言葉はとくにイマココな気がします。

まだまだ子育ては続くけれど、「今」しか出来ないことに目を向け、私自身がその可能性を信じたい!
大切な長女から背中を押してもらえた瞬間でした。

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著者

市井紗耶香

市井紗耶香

1983年12月31日。千葉県出身。1998年にモーニング娘。2期メンバーとしてデビュー。 現在は4人の子供の子育てをしながらタレント、女優として幅広く活動中。

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