「エアコン」の寿命が縮む。自分で掃除してはいけないセルフ掃除“NGな場所”と“OKな場所”

家のこと

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2024.09.08

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。夏にフル稼働したエアコン、お手入れしていますか? 節電や寿命のためにもこまめな掃除は欠かせませんが、誤ったやり方は故障の原因になりかねません。ここでは自分で掃除できない「エアコンのセルフ掃除NGな場所」をご紹介します。

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お手入れできるのは「見える部分」だけ

エアコンのエアフィルター出典:stock.adobe.com

エアコンは家電製品です。内部に関しては水濡れ厳禁。誤って掃除をすると故障するだけでなく、発火・発煙する場合があります。
そのため、自分でお手入れできるのは「外から見える部分」のみ。場所で言うと、以下の箇所はセルフ掃除OKです。

・エアフィルター(水洗い○)
・抗ウィルスフィルター(水洗い×)
・全面パネル(水洗い×)
・給気フィルター(水洗い×)
・ダストボックス(水洗い○)

◆「エアコン」の寿命記事も読む:「エアコン」のじつはやってはいけない“NG行為”

ここはダメ!セルフ掃除できない場所

アルミフィン

アルミフィン出典:stock.adobe.com

エアフィルターの後ろにある「アルミフィン」。ほこりが溜まり、目詰まりを起こしやすい場所でもありますが、自分で掃除するのはNGです。
ホームセンターやドラッグストアでは、フィンのお手入れに使えるエアコン洗浄スプレーも販売していますが、メーカーでは推奨していません。
フィンはきれいになっても、ホコリを含んだ汚れた水がドレンホース内に詰まり、水漏れを引き起こすリスクがあります。

送風ファン

送風ファン出典:stock.adobe.com

フィン同様、ホコリが溜まりやすい送風ファンですが、こちらもセルフ掃除できません。
ファンのすき間にブラシや棒を突っ込み、無理にホコリを取り除くと破損の原因になります。

内部のお手入れはプロにお任せ

自分でできるのは「目にみえる部分のお手入れ・掃除」のみ。本格的な「クリーニング」はプロの業者に依頼すると安心です。
こまめにセルフ掃除を行い、年に一度は専門業者に依頼して本格的にお手入れしましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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