お手入れできるのは「見える部分」だけ
エアコンは家電製品です。内部に関しては水濡れ厳禁。誤って掃除をすると故障するだけでなく、発火・発煙する場合があります。
そのため、自分でお手入れできるのは「外から見える部分」のみ。場所で言うと、以下の箇所はセルフ掃除OKです。
・エアフィルター(水洗い○)
・抗ウィルスフィルター(水洗い×)
・全面パネル(水洗い×)
・給気フィルター(水洗い×)
・ダストボックス(水洗い○)
◆「エアコン」の寿命記事も読む:「エアコン」のじつはやってはいけない“NG行為”
ここはダメ!セルフ掃除できない場所
アルミフィン
エアフィルターの後ろにある「アルミフィン」。ほこりが溜まり、目詰まりを起こしやすい場所でもありますが、自分で掃除するのはNGです。
ホームセンターやドラッグストアでは、フィンのお手入れに使えるエアコン洗浄スプレーも販売していますが、メーカーでは推奨していません。
フィンはきれいになっても、ホコリを含んだ汚れた水がドレンホース内に詰まり、水漏れを引き起こすリスクがあります。
送風ファン
フィン同様、ホコリが溜まりやすい送風ファンですが、こちらもセルフ掃除できません。
ファンのすき間にブラシや棒を突っ込み、無理にホコリを取り除くと破損の原因になります。
内部のお手入れはプロにお任せ
自分でできるのは「目にみえる部分のお手入れ・掃除」のみ。本格的な「クリーニング」はプロの業者に依頼すると安心です。
こまめにセルフ掃除を行い、年に一度は専門業者に依頼して本格的にお手入れしましょう。