未開封なら常温でOK
基本的に、まだ封を開けていない状態であれば、常温保存でかまいません。
ただし、室内ならどこでもOKというわけではなく、温度や湿度変化の少ない場所であることが前提です。
未開封の場合は、「風通しがいい」「涼しい」「乾燥している」この3つが揃う環境に置きましょう。シンク下などの湿度が高い場所に置くと、未開封であっても虫がわいたり品質が変化したりする場合があります。
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開封した粉ものはどう保存する?
一度開封した粉類は、ものによって適切な保存方法が異なります。
小麦粉は「常温」で保存
結露によりダマが発生しやすい小麦粉は、開封後も常温で保存しましょう。
冷蔵すると、頻繁な出し入れによって起きた結露が原因で、小麦粉にカビが生える場合があります。気温が高いと「本当に常温で大丈夫……?」と心配になりますが、暑い季節でも常温保存でかまいません。ただし、開封後は湿気や虫害などを防ぐために、密閉容器に入れて、できるだけ早めに使い切りましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、ほかの食品から“におい移り”するケースもありますので、ニオイの強いものと一緒に保存するのは避けましょう。開封・未開封問わず、風通しのよい涼しい場所で保存してください。
ミックス粉は「冷蔵庫」で保存
お好み焼き粉にたこ焼き粉、ホットケーキミックスや天ぷら粉といった、複数の材料が混ざっているミックス粉は、開封後は冷蔵庫で保存してください。
ミックス粉には、卵やダシなどさまざまな材料が入っているため、常温で置いておくとあっという間にダニやカビが繁殖します。
ちなみに、片栗粉も基本的には冷蔵保存でOKです。ただし、小麦粉と同じく、においを吸収しやすく結露で劣化する恐れがあるため、密閉容器へ移し替えておくと安心です。
開封後は長持ちしないので、大袋を購入するのは避けて早めに使い切りましょう。
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開封した粉ものは早めに使い切るのがベスト!
粉の種類によって開封後の保存方法は異なりますが、共通するのは「早めに使い切るのが望ましい」こと。
どの粉ものも、ダニやカビの発生をゼロにすることはできません。
ただしい保存方法を取り入れながら、開封後は早めに使い切れるよう、購入する量も調整しましょう。