“室内”でガス抜きしてない?中身が残った「ケープ」の事故につながる“NGな捨て方”

家のこと

2024.09.15

髪の毛をまとめる「ケープ」、使い切れずに余っていませんか? 中身が残っている使いかけのケープは、誤った方法で処分すると大事故につながる恐れがあります。ここでは、間違うと危険をともなう、「ケープのNGな捨て方」についてご紹介します。

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エアゾール缶は引火の危険がある

ケープ

ケープをはじめ、圧縮した中身を噴射する「エアゾール缶」は、処分方法によっては危険がともないます。
虫よけ剤・殺虫剤・日焼け止めなど、ケープと同じ缶スプレーであれば、すべてエアゾール缶です。万が一誤った方法で処分すると、ゴミ収集車やゴミ処理施設で引火するといった、重大な事故を引き起こしかねません。
使いかけのケープはただしい手順を踏み、リスクを負わない捨て方で処分しましょう。

これはダメ!ケープのNGな捨て方

ケープ(ボトル全体)

NGその1.中身が残ったまま捨てる

中身が残っているケープを、そのままゴミ回収に出すのはもってのほか! エアゾール缶は、中身をすべて出し切ってからの処分が基本です。
使いかけのケープを捨てると、収集作業中に引火して火災が発生する恐れがあります。

NGその2.危険なガス抜きをする

前項でもお伝えした通り、ケープは中身を抜いてから処分します。
しかし、「ガス抜き方法」にも注意が必要。引火の恐れがあるため、次に該当するガス抜きはNGです。

・火気のある場所で噴射する
・人通りの多い場所で噴射する
・室内で噴射する

ガス抜きは、「人気のない、風通しのよい屋外」で行うのが適切。噴射したケープで周囲を汚すことのないよう、新聞紙などを敷いて行いましょう。
スプレーの出が悪くなっても、缶を振ってみてシャカシャカと音が鳴る場合は、中身が残っている証拠です。
ケープには残ガスを排出できる「ガス抜きキャップ」が付いていますので、自力で出すのがめんどうな方はこちらを活用しましょう。

NGその3.分別しない

ケープは缶とキャップで素材が異なります。キャップはプラスチック、缶はスチールです。
中身を出し終わったら、それぞれ分別を。自治体のゴミ出しルールを確認のうえ、ただしい方法で処分してください。

「捨てる責任」を持とう

どんなゴミも適切な方法で処分することは大前提ですが、ケープを含むエアゾール缶は特に注意が必要です。
必ず中身をすべて出し、ただしく安全な方法で処分しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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