余った「クリアファイル」の意外な使い方。「何度も使えるなんて便利過ぎる…!」「思いつかなかった」

家のこと

2024.11.19

整理収納アドバイザーの三條凛花です。日常生活で少しずつ増えてしまうクリアファイル。使い古して色が褪せてしまったものや、カットした後の端切れが余ることもありますよね。汚れたりカットしたりしたクリアファイルも、まだまだ活用できるんです。

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クリアファイルで作る収納ラベル

丈夫で柔軟性があり、さまざまな形にカットして使えるクリアファイル。
じつは、カットして使った後の「余り部分」にも使いみちがあります。何度でもかんたんに書き直せる「ラベル」を作れるんです。

作り方はとてもかんたん。

まずは、クリアファイルを好きなサイズや形にカットします。例えば、収納ボックスに貼るラベルなら、四角や楕円形がシンプルで使いやすいでしょう。

クリアファイルで作る収納ラベル

このカットしたクリアファイルを収納ケースなどに貼りつけます。これで完成。ここではマスキングテープで囲むように貼ってみました。

ホワイトボード用マーカーで書き込めば、収納内容を変更したいときにすぐに書き直すことができます。

クリアファイルで作る収納ラベル

寒くなってくると体調を崩しがち。ここでは、病院で処方されたおくすりを入れる箱を用意してみました。
飲む頻度が異なる数種類のおくすりは、もらったときの状態だと、すこし不便ですよね。

クリアファイルで作る収納ラベル

もらったときの袋から出して、飲みやすく整理します。
複数人同時にかかることもあるため、家族の名前を書くことで誰のものかわかります。治ったら消しますが、専用のイレーザーがなくても大丈夫。ウェットシートでひと拭きするだけでキレイに消すことができますよ。

クリアファイルで作る収納ラベル

そして、また誰かが処方薬をもらったときに使えます。

クリアファイルで作る収納ラベル

今回は小さなラベルをつくりましたが、収納ケースに合わせて、形も大きさも変えられるのが魅力です。貼り付ける方法も、マスキングテープではなく、テープのりなどでもいいですね。

取っ手付きのボックスなどに使いたい場合は、一つ穴パンチを使って穴を開け、紐やリボンを通せば、簡単にタグ型のラベルも作れますよ。

ただし、ラベルをつくるときは、クリアファイルの向きに注意。クリアファイルの表面、つるつるしたほうがに書き込みます。クリアファイルによっては、裏面に書いてしまうと、ウェットシートでこすってもインクが消えないことがありました。

植物用タグとしても便利

クリアファイルの活用法は収納ラベルだけではありません。

植物を育てている方なら、小さくカットして植物用のタグを作るのもおすすめ。

植木鉢や庭に植えた植物の名前を記入したり、水やりの頻度や肥料の時期を書き込んだりすることで、育て方に迷うことがなくなります。今回は「簡易版」と「詳細版」の2種類をつくってみました。

クリアファイルで作る収納ラベル

小さめにカットすれば、鉢に挿しても目立たずシンプルです。

クリアファイルで作る収納ラベル

大きめに作れば育て方のメモとしても役立ちます。

クリアファイルで作る収納ラベル

植物のお手入れ方法は、植物によってまったくちがいます。わたしはその違いを覚えられないので、時間があるときはこの方法で「その場で育て方がわかる」仕組みをつくっています。
 

クリアファイルは、使い終わった後も捨てずに活用できる万能アイテムです。

余った部分をカットして作った収納ラベルや植物用タグは、ホワイトボード用マーカーで書き直すことができるので、収納ラベルや植物ラベルにぴったり。

日々の生活でクリアファイルが余ってしまったら、ぜひこの方法を試してみてください。簡単に作れて、しかも何度でも使えるので便利ですよ。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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