「キッチン泡ハイター」の意外と失敗しがちな“3つの注意点”「やってしまった…」

家のこと

2024.11.09

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。頑固な汚れをすっきり落とし、除菌・漂白までしてくれる「キッチン泡ハイター」。しかし、その便利さゆえに気を付けるべき点もあります。ここでは、“失敗”しかねない「キッチン泡ハイターの注意点」をご紹介します。

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注意点その1.洋服の色落ち

キッチン泡ハイターで色落ちしたスカート

キッチン泡ハイターは塩素系の漂白剤です。そのため、汚れはもちろん衣類に付着すると色落ちします。
ハイターには液体タイプもありますが、特にスプレータイプは注意が必要。泡タイプで使いやすい反面、飛散しやすいため、服に付着して色が抜ける恐れがあるんです。

スカートの色落ちした部分

わたしも実際に、新品のスカートをはいて掃除をしていたら、キッチン泡ハイターが飛んで色落ちしたことがありました。気を付けていても、噴射した薬液が飛んでしまった経験から、今はエプロンを着用しています。

◆「キッチン泡ハイター」を活用した掃除記事も読む:「キッチン泡ハイター」を使ってお掃除のプロがキレイにしている“7つの場所”

注意点その2.お湯で洗い流す

お湯で流す出典:stock.adobe.com

気温が下がるこれからの時期、水を扱う掃除が辛くなります。キッチン泡ハイターでお手入れした後はお湯で流したくなりますが、これはNGです。
キッチン泡ハイターの成分は、強力な塩素を含みます。お湯で流すと、塩素を含んだ湯気が発生して吸い込むリスクがあるんです。
基本的に、キッチン泡ハイターは熱湯を使えません。つけ置きはもってのほかですが、流すときもお湯の使用は避けましょう。

注意点その3.換気しない

換気しない出典:stock.adobe.com

キッチン泡ハイターでお手入れするとき、換気は絶対です。冬場は寒さから窓をあけたり、換気扇をまわしたりするのが億劫になりますが、安全のために必ず換気を行いましょう。
2か所以上で空気を入れ換えると効率的です。お風呂場に窓がない場合でも、脱衣所などお風呂場に通じる場所を換気して、空気の通りをよくしましょう。

キッチン泡ハイターは注意事項を守って

キッチン泡ハイターは手軽に使える洗剤ですが、強力な塩素系漂白剤であることを忘れてはいけません。
便利だからこそリスクが高まる部分もありますので、注意事項を守って適切に使いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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