「マイクロファイバークロス」の寿命が縮まる“3つのNGお手入れ”「うっかりやってると劣化するかも…」

家のこと

2024.11.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。汚れをさっと拭き取るだけできれいになる、暮らしのお手入れに欠かせない「マイクロファイバークロス」。価格もお手頃で、家中の掃除に使える便利グッズとしておなじみです。しかし、扱い方を間違うとクロスが劣化することも……。ここでは、うっかり間違いやすい「マイクロファイバークロスのNGお手入れ」をご紹介します。

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NGその1.乾燥機にかける

乾燥機出典:stock.adobe.com

マイクロファイバークロスは洗えば繰り返し使えるため、エコで経済的。お手入れ後は洗濯機でまわしても問題ありません。
しかし、乾燥機の使用はNG。マイクロファイバークロスは熱に弱いため、乾燥機を使うと生地が劣化します。耐久性は高くても、耐熱性には優れていないのが弱点です。
マイクロファイバークロスは速乾性に優れているため、そもそも乾燥機は不要。自然乾燥でカラッと乾きますので、洗濯機では「洗い」機能だけを使いましょう。

NGその2.アイロンをかける

アイロン出典:stock.adobe.com

熱に弱いマイクロファイバークロスは、当然アイロンがけも避けた方が無難。ナイロンやポリエステルでつくられており、樹脂製のクロスにとって熱は大敵です。
アイロンがけによって繊維が溶けてしまえば、マイクロファイバークロスのよさが半減して汚れ落ちが悪くなってしまいます。
このほか、煮沸消毒もおすすめしません。同様に熱で劣化する可能性がありますので、熱を加えるお手入れは避けてください。

NGその3.肌や顔をふく

顔や髪を拭く出典:stock.adobe.com

掃除に便利なマイクロファイバークロスですが、じつは人のお手入れには不向きです。速乾性はあるものの、必要な油分まで落としてしまうため、肌が乾燥する原因になります。
皮膚に触れる場所のお手入れは避け、髪の毛のタオルドライ程度の使用にとどめましょう。

お手入れはただしい方法で

万能なマイクロファイバークロスですが、使い勝手がよい一方で弱点もあります。
劣化や肌トラブルにつながる使い方は避け、適切な方法で活用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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