厄介な「静電気」を防ぐ3つの対策「服の組み合わせで変わる…!」「意外な方法があるんだ…」

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2024.11.12

冬になると厄介なのが、服の静電気。着脱の際に“バチッ”と静電気が起きるほか、スカートがひっついて離れないなど、静電気がストレスに感じる方は多いはずです。そこで今回は、不快感を軽減できる「服からの静電気を防ぐ方法」についてご紹介します。

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静電気が起こる原因は「摩擦」

静電気出典:stock.adobe.com

冬になると、なぜ服からの静電気が起こりやすくなるのでしょうか。それは、重ね着によって衣類の摩擦が起こりやすくなるからです。
さらに、空気の乾燥によって湿度が低下し、発生した静電気の逃げ場がなくなることも一因として考えられます。
これをふまえると、服の摩擦を最小限におさえて、静電気が逃げる水分を与えてあげると対策として効果的! 静電気が発生するしくみさえ理解できれば、静電気による“バチバチ”も軽減できます。

服からの静電気を防ぐ方法

1.静電気が出やすい組み合わせ(素材)を避ける

ニットや手袋出典:stock.adobe.com

どんな素材の服でも、ほとんどが電気を持っています。さらに、素材の組み合わせによって、静電気が発生しやすい場合があるんです。

〈静電気が起こりやすい組み合わせ〉
ポリエステル+ナイロン・ウール
アクリル+ナイロン・ウール

たとえば、ポリエステルのタイツにウールのスカートを履くと、高確率で静電気が起きます。タイツがスカートにひっついて離れなくなるのも、このためです。
中でも化学繊維の「ポリエステル」は、水分を含まない、静電気が起こりやすい素材のひとつ。なるべく静電気を避けるのならば、電気のバランスが保たれるよう、同じ素材の服を組みあわせて着用するのも有効な対策です。

2.柔軟剤で衣類を洗う

柔軟剤出典:stock.adobe.com

繊維の表面をなめらかにしてくれる柔軟剤には、静電気を起こりにくくしてくれるメリットがあります。
摩擦による静電気が発生しづらくなるので、冬の間は柔軟剤で仕上げると◎。
柔軟剤によっては静電気予防効果のあるものもありますので、ドラッグストアで探してみてください。

3.ハンドクリームを塗る

ハンドクリーム出典:stock.adobe.com

静電気予防スプレーやミストを使うのも有効ですが、なければハンドクリームでも代用できます。ハンドクリームで保湿することで逃げ場ができ、静電気が起きづらくなるんです。
手に塗るのはもちろん、タイツにうすく塗るとスカートにくっつくのを防止できます。

対策すれば不快感も軽減できる

静電気は厄介なものですが、しっかり対策を行えば発生をおさえられます。今すぐできる予防法もありますので、ぜひ試してみてください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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