「メラミンスポンジ」を使って失敗した“3つの場所”「やってしまった…」「使用NGだった!」

家のこと

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2024.11.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗剤を使わなくても頑固な汚れをごっそり落としてくれる、万能な「メラミンスポンジ」。家中のお手入れに活躍してくれる掃除グッズではあるけれど、使い方を間違うとかえって傷をつける恐れがあるんです。ここでは、わたしがメラミンスポンジを使って「失敗した場所」をご紹介します。

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失敗その1.洗面ボウル

洗面ボウル出典:stock.adobe.com

水アカや石鹸かすなど、さまざまな汚れが付着する洗面ボウル。
あるとき触ってみたら表面がザラザラしたので、メラミンスポンジでこすってみました。すると、ものの1分程度でピカピカに! 頑固な黒ずみもきれいさっぱりなくなったのですが……。
メラミンスポンジを使ってからは、以前より汚れやすくなったのを実感。それは、メラミンスポンジが表面のコーティングをこすり落としてしまったことが原因でした。
汚れ落ちがいい一方、大切な特殊加工まで剥がしてしまうため、かえって汚れが溜まるようになってしまったんです。

失敗その2.フローリング

フローリング出典:stock.adobe.com

フローリングの黒ずみを落とすためにメラミンスポンジで掃除をしたところ、面白いくらい黒い汚れがごっそり落ちました。
でもその後、掃除したフローリングを触ってみると妙にガサガサしたんです。じつはこれも、メラミンスポンジによるもの。フローリング表面のワックス加工が剥がれたうえに、表面が研磨されて凹凸ができてしまいました。

失敗その3.ステンレスのシンク

ステンレスシンク出典:stock.adobe.com

ステンレス製のシンクも、過去にわたしがやってしまった大きな失敗。メラミンスポンジで磨いた後はピカピカになるけれど、ステンレス独特のツヤが消えてしまったんです。
金属は磨くと光る印象がありますが、メラミンスポンジに限っては間違い。シンクの表面が研磨され、ステンレスならではのツヤや質感が落ちる場合もあります。

掃除する場所の「素材」には注意して

メラミンスポンジは強力な研磨力を持っているため、コーティング加工や塗装のある場所のお手入れには不向き。
汚れと一緒に素材を研磨する恐れがありますので、掃除をする前に使える素材かどうかを確認しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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