「キッチン泡ハイター」で劣化する“使用NGな3つのもの”「うっかり使うのはNG!」「色落ちするかも」

家のこと

2024.11.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。キッチン用品の漂白・除菌に便利なキッチン泡ハイター。しかし、使い方を間違うと素材が劣化する場合があります。ここでは、キッチン泡ハイターを使うと劣化する、じつは「使用NGなもの」をご紹介します。

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NGその1.ホーロー鍋

ホーローなべ

寒い季節は、温かい鍋や蒸し料理をつくるのに、ル・クルーゼをはじめとする「ホーロー鍋」が重宝します。
しかし、コゲつきや汚れを落とすのにキッチン泡ハイターを使用するのはNGです。塩素系漂白剤でお手入れすると、ホーロー鍋独特の光沢やツヤを損なう場合があります。
また、ホーロー鍋の表面に割れや欠けた部分がある場合、塩素系漂白剤が入り込んでさびる恐れも……。ホーロー鍋を傷めずに汚れを落とすのなら、専用のクリーナーや重曹の使用をおすすめします。

NGその2.メラミン食器

メラミン食器出典:stock.adobe.com

軽くて丈夫、そして熱に強いメラミン食器は、扱いやすさが魅力。赤ちゃんや子ども用の食器にも多く使われています。
しかし、そんなメラミン食器もキッチン泡ハイターは使えません。メラミンは塩素系漂白剤との相性がよくなく、黄色く変色する恐れがあります。
せっかく漂白しようと思っても、かえって見た目が悪くなる場合も。メラミン食器の汚れを落とす場合は、塩素系ではなく、キッチンワイドハイターやオキシクリーンなどの酸素系の漂白剤の使用をおすすめします。

◆知って得する!「キッチン泡ハイター」を活用した掃除記事も読む:「キッチン泡ハイター」を使ってお掃除のプロがキレイにしている“7つの場所”

NGその3.色柄ものの布ふきん

色柄ものの布ふきん出典:stock.adobe.com

キッチン泡ハイター自体、布ふきんの漂白に使えないわけではありません。
しかし、色や柄入りの布に使うと、色落ちの可能性があります。5分ほどのつけ置きで変色する素材に対しては、使用を控えると安心です。
白無地のふきんは色落ちの心配がないため、キッチン泡ハイターの除菌に適しています。

「使えないもの」は事前に確認を

キッチン泡ハイターは使える素材が多い塩素系漂白剤ですが、素材によっては変色や変質する場合があります。
お手入れ前に使用できないものを確認して、安心・安全に活用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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