NGその1.カーテンレールに干す
カーテンレールは洗濯物をひっかけるのにちょうどいいものですが、本来の用途ではありません。洗濯物は水分を含んでいるため、普通の衣類より重たくカーテンレールに負担がかかります。
重さに耐えきれずカーテンレールが破損したり、不具合を起こしたりする可能性がありますので、洗濯物干し代わりに使うのは避けましょう。
また、カーテンレールの上には思っている以上にホコリが溜まっていることも……。洗濯物を干すと、きれいになった衣類の上にホコリが落ちる恐れがあります。
清潔面でも、カーテンレールの使用は控えるのが適切です。
NGその2.間隔を詰めて干す
部屋干しは外干しのようにカラっと乾きにくく、部屋の湿度が上がりやすいです。そのため、衣類と衣類の間隔がしっかりあいていないと、洗濯物がより乾きにくくなってしまいます。
1本の物干しがぎゅうぎゅうになるくらい、洗濯物を詰めて干すのはNG。少しでも風通しがよくなるよう、間隔をあけて干しましょう。
洗濯物を一気にまわすと部屋干しの量が増えてしまいますので、一度の洗濯量を調整することも大切です。
NGその3.風通しの悪い場所に干す
部屋干しで臭わせないためには、湿度がカギ! ただ干すのではなく、できるだけ湿度を下げて風通しのよい環境に整えましょう。
風通しの悪い場所や、室内にただ洗濯物を干すだけだと、湿度が上がってカビや臭いの原因になります。
湿度対策は除湿器を置くのが手っ取り早いですが、ない方は扇風機やサーキュレーターでも代用できます。
また、浴室乾燥機がついている場合はそちらを活用するのもひとつ。お風呂場は湿気を逃がしやすいように設計されているため、浴室乾燥を使うと効率よく洗濯物が乾きます。
干し方をくふうして「正しい部屋干し」を
部屋干しは、ただ室内に干すだけだと臭いやカビが発生しやすいです。湿度を下げて風通しをよくするなど、乾きやすい環境に整えるくふうをしましょう。