「冷蔵庫のチルド室」に実は入れた方がいい“3つの野菜”「野菜室じゃなかった…」「鮮度が長持ちする!」

料理・グルメ

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2024.12.10

野菜を冷蔵庫で保存するときは、「野菜室」に入れるのが一般的ですよね。しかし中には、野菜室に入れると日持ちしないものあります。ここでは、野菜室ではなく「チルド室に入れるべき野菜」を、その理由を合わせてご紹介します。

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チルド室は野菜室より温度が低い

冷蔵庫のチルド室

冷蔵庫には、必ずと言っていいほどついている「チルド室」。ケース状で使いやすく、食材を収納するのに重宝するスペースですが、冷蔵室・野菜室と温度が異なります。

・チルド室:約0~3℃
・冷蔵室:約2~5℃
・野菜室:約3~7℃

チルド室は野菜室と比べて4〜7℃ほど温度が低く、基本的には野菜の保存に向いていません。しかし、野菜によっては低温の環境に置いておく方が、傷みにくく鮮度が保たれやすい場合もあるんです。

鮮度が長持ち!チルド室に入れるべき野菜

野菜室はもちろん、冷蔵室よりも温度が低いチルド室は、以下の野菜を保存場所に向いています。野菜室だとすぐに傷んでしまう野菜でも、チルド室なら日持ちする場合がありますので、ぜひ試してみてください。

もやし

もやし出典:stock.adobe.com

水分量が多く、野菜の中でも特に傷みやすい「もやし」。低温の環境であるほどもやしの呼吸が抑えられるので、傷むスピードを遅らせることができます。

ブロッコリー

ブロッコリー出典:stock.adobe.com

ブロッコリーにとって、野菜室の温度は少し高め。1週間ほど経つと黄色く変色してしまうことがあります。
そんなブロッコリーも、低温のチルド室に入れておけば鮮度長持ち。2週間ほど持つ場合もありますので、すぐに食べない場合はチルド室で保存してみましょう。

完熟トマト

トマト出典:stock.adobe.com

基本的にトマトの保存は野菜室が適切ですが、完熟トマトは例外です。熟したトマトは、時間が経つとより熟成がすすみます。
完熟トマトを今すぐ食べない場合はチルド室へ。低温で保存すると、トマトの熟成を遅らせることができますよ。

「野菜=野菜室」が正解とは限らない

今回はチルド室に入れた方がいい野菜についてご紹介しましたが、野菜によっては常温保存が向いているものもあります。野菜は必ずしも野菜室で保存するのがいい、というわけではありません。
野菜ごとのベストな保存方法を知って、鮮度を保ったまま使い切りましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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