「クリアファイル」と「お財布」を組み合わせると?「すごい便利!」「捨てなくてよかった」

家のこと

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2025.01.21

整理収納アドバイザーの三條凛花です。物を捨てる前に新しい使いみちを考えるのが得意です。気がつくと家に増えているクリアファイル。使い道がないまま溜まるばかり……。こういうときは、クリアファイルのかんたんで実用的な"リメイク"がおすすめです。

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クリアファイルの新しい使いみちとは

レジでもらったレシートをお財布に入れようとしたら、ぐしゃっとつぶれてしまった──。
そんなレシートやお札、クーポンが混ざってパンパンにぶ厚くなったお財布、あなたも持っていませんか。

わたしもほんのすこし前までそうでした。
”お財布ダイエット”に成功したのは、クリアファイルのおかげです。

クリアファイルを活用

気がつくと家に増えているクリアファイル。
ノベルティや資料入れとして一度は役立つものの、役目を終えると引き出しの奥や棚の隅に追いやられがちです。新品同様だから捨ててしまうのがもったいないなくて、使い道がないまま溜まるばかり……。

こういうときは、クリアファイルのかんたんで実用的な"リメイク"がおすすめです。

今回は、クリアファイルをカットしてお財布のしきりに変身させる方法をご紹介します。かんたんに形を変えられるクリアファイルならではの便利なアイディアなんです。

クリアファイルをしきりにする理由

しきりは、100円ショップなどで買える既製品もあります。でも、手持ちの財布にぴったり合うものを見つけるのは意外とむずかしいもの。

クリアファイルのいいところは"オーダーメイドなしきり"が作れることなんです。
自分の財布のサイズや収納したいアイテムに合わせて自由にカスタマイズすることができます。

クリアファイルを活用

しかも、家にある不要なファイルを使うので、コストはほぼゼロ!

透ける素材を選べば、中身がひと目でわかるのもポイント。

今回は工程がわかりやすいように、濃い色のファイルを使っていきます。

お財布しきりのつくりかた

用意するのは、クリアファイル1枚とハサミです。

きれいにつくりたい人は、定規とペンもあるといいですよ。

これはこっそりお伝えしたい裏技なのですが、ホワイトボード用マーカーを使えば、書き込んだ”キリトリ線"を、あとから綺麗に消すことができます。

クリアファイルを活用

1.高さに合わせてカットする

まず、クリアファイルをお財布の高さに合わせて切ります。

クリアファイルを活用

余力があれば、一部だけ高さを残しておくとインデックス代わりになります。

ふせんを貼るように、お財布の中身をわかりやすくすることができますよ。

2.幅に合わせてカットする

次にお財布と並べて、横幅に合わせて切り取ります。

クリアファイルを活用

このとき、ひらひらした部分の角を一部だけカットすると、出し入れがすこしラクになります。

クリアファイルを活用

注意点は、角をすべて切り取るのではなく、クリアファイルの片面だけ切り取ること。

切り取ったクリアファイルは、このようにお財布に入れてください。

クリアファイルを活用

使い方

しきりを入れたお財布は、お札とレシートをわけて入れたり、領収書やいつか使うクーポンをわけていれるなど、お財布の中をスッキリしわけすることができます。

形を変えたり、複数枚用意して使い分けるなど、自分のお金の使い方やお財布の形状に合わせて、"オーダーメイドなしきり"作りを楽しんでみてください。

クリアファイルを活用

クリアファイルのしきりは、簡単に作れるだけでなく、お財布の中をすっきり保つ頼もしいアイテムです。不要なファイルを活用できるので、捨てる罪悪感を減らせるのもうれしいですよね。

不要なクリアファイルが出たときは、ぜひこのアイデアを試してみてください。レシートがごちゃつかないだけでもきっと、お財布を開くたびに気分が少し軽くなるはずです。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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