「メラミンスポンジ」の意外と知らない“NGな使い方3つ”「濡らし方も注意なんだ…」

家のこと

2025.01.22

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗剤いらずで汚れをごっそり落としてくれる「メラミンスポンジ」。水だけできれいになる魔法のような掃除グッズですが、使用方法にはいくつか注意点があります。ここでは、じつは間違いな「メラミンスポンジのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.水でさっと濡らして使う

▼NG1.水でさっと濡らすだけで使う。水分量が大切▼

メラミンスポンジは洗剤を使わずに汚れを落とせますが、水は必須です。さらに、スポンジに含ませる水の量にも注意が必要。
スポンジに水をかける程度では、本来の効果を発揮できません。表面を濡らすのではなく、スポンジにたっぷりと水を含ませるのが正しい使用方法です。メラミンスポンジで掃除をすると“キシキシ”と音がするのも、水不足によるもの。

スポンジから水が滴るくらいが正解

メラミンスポンジから水が垂れてくるくらいが正解です。しっかりと水を含ませたら、少し絞って水切りしてから汚れをこすりましょう。

NGその2.ハイターと併用する

▼NG2.次亜塩素酸ナトリウムを含むハイターとの併用▼

メラミンスポンジは水だけでも十分汚れが落ちますが、洗剤と同時に使っても問題ありません。むしろ、洗剤と併用することでさらに汚れが落ちやすくなり、洗浄効果がアップします。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムが含まれる洗剤との併用はNGです。メラミンスポンジの樹脂成分を溶かす恐れがあるため、本来の効果が得られなくなってしまいます。
次亜塩素酸ナトリウムは、キッチンハイター・キッチン泡ハイター・トイレハイターなどに含まれていますので、NGな洗剤の使用は避けましょう。

NGその3.強くこする

▼NG3.強くこする▼

強力な研磨力を持っているメラミンスポンジは、水をたっぷり含ませれば、軽くこするだけできれいになります。そのため、力ずくで落とす必要はありません。
ゴシゴシこすると素材の質感まで損ねてしまう可能性がありますので、こすりすぎは控えましょう。メラミンスポンジはあくまでも“汚れを削り取っている”ことを忘れずに使用してください。

NG事項と正しい使い方を守ろう

メラミンスポンジ

消しゴムのように軽くこすれば汚れが落ちる手軽さがある反面、強力な研磨力で素材を傷つける恐れがあります。簡単さの裏には、リスクがあることも忘れてはいけません。
使い方さえ間違わなければ、メラミンスポンジは掃除の手間を省いてくれる強い味方です。正しい使用方法を守り、家中の掃除やお手入れに役立てましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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