常温保存は間違っていないけれど……。
油の保存方法として、冷蔵はおすすめしません。基本的には、どの油製品も未開栓・開栓問わず常温で保存できます。
しかし、室内ならどこでもいいというわけではありません。油はデリケートで劣化しやすいもの。置き場所や保存方法によっては、開封後すぐに酸化がすすんで劣化する場合があります。
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これはやらないで!油のNGな保存方法
以下の方法・場所で保管すると、油が早く劣化してしまうことがあります。
NGその1.光のあたる場所に置く
油は光にあたると劣化します。直射日光にあてないのはもちろんですが、キッチンの照明にも注意が必要。蛍光灯の光でも、油は傷みやすくなります。
NGその2.温度が高い場所で保管する
コンロの横など、温度変化が激しく高温になる場所も避けた方が無難です。油は熱や高温でも劣化するため、ガスコンロまわりに置くのは適しません。
今の時期は心配いりませんが、夏場は高温の車内に置きっぱなしにしたり、熱がこもりやすい場所にストックを保管したりするのはやめましょう。
劣化を防ぐためにも「正しい保存」を
油は、光のあたらない涼しい場所に置くのがベストです。温度・湿度ともに安定している、一般的には「冷暗所」と言われるところにおくと安心でしょう。
ただし、キャップに閉め忘れにはご注意を。油は空気に触れて酸化するため、キャップが開いているとたちまち質が落ちます。虫の侵入リスクもありますので、きちんと閉めて適切な場所で保管してください。