NGその1.火災警報器に温風をあてる
暖房運転中に、好みの風向きや風量に調整するのはよくあること。しかしこのとき、天井についている「火災警報器」に風をあてるのは避けてください。
火災警報器に温風があたると、誤作動を起こす原因になります。火災警報器とエアコンの吹き出し口には1.5m以上の距離が必要。しかし十分な距離があいていても、風量によっては温風が届く可能性がありますので気を付けましょう。
NGその2.消臭剤をかける
エアコンのイヤな臭いを消すために、市販の消臭剤をスプレーするのは避けましょう。水漏れなどの不具合を起こすだけでなく、火災や故障の原因になる恐れもあり危険です。
イヤな臭いはカビなどの汚れが原因になっている場合が多いので、エアフィルターの掃除・お手入れをこまめに行ってください。定期的にプロの業者に依頼して、本格的な内部洗浄も実施しましょう。
NGその3.エアコンに洗濯物をかける
室内干しが増える今の時期、急いで洗濯物を乾かしたいときはエアコンの温風に頼りたくなります。しかし、エアコンに洗濯物をかけるのはNGです。
洗濯物の重みで室内機が落下したり、フロントパネルや風向板が落ちたりと不具合を起こす原因になります。けがをする恐れもありますので、エアコン本体に洗濯物をかけるのは絶対にやめましょう。
エアコンを長く使うために
暮らしに欠かせないエアコンだからこそ、間違った使い方は避けたいもの。エアコンに長く働いてもらうためにも、故障や劣化につながるNG行為は避けてくださいね。