お手入れが必要な理由
灯油ファンヒーターを長く快適に使うためには、定期的なお手入れが欠かせません。吸気口やフィルターにホコリがたまると、暖かい風の出が悪くなり、暖房効率が低下します。その結果、灯油の消費量が増えてしまうだけでなく、ホコリが異臭の原因となることもあります。
さらに、ホコリの蓄積は安全面でも注意が必要です。過熱や故障を引き起こす可能性が高まり、最悪の場合は火災の原因にもなりかねません。これらのリスクを防ぐためにも、定期的な掃除を習慣にしましょう。
◆「給湯器」の寿命が縮むかも…:3つのNG行為
灯油ファンヒーターのホコリのお手入れ
お手入れに必要なもの
- 柔らかい布(マイクロファイバークロスなど)
- 掃除機(細口ノズルが便利)
- ウタマロクリーナー(中性洗剤)
- 歯ブラシ
手順⒈外部の汚れやホコリを拭き取る
湿らせた布に中性洗剤を少量含ませて使うと、汚れがよりスムーズに取れるのでおすすめです。
本体の表面にたまったホコリや汚れを布で優しく拭き取り、最後に乾いた布でしっかり水分を拭き取って仕上げましょう。
手順⒉ファンフィルターのホコリを除去する
ファンフィルターを取り外します。
フィルターについたホコリを掃除機で吸い取るか、柔らかい布で拭き取ります。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にフィルターをつけ置きして洗いましょう。
手順⒊ファンフィルターを取り付ける
フィルターが乾いたら、ファンカバーに戻します。
週1回のお手入れで暖房効率アップ
灯油ファンヒーターを安全かつ効率的に使うためには、週1回のお手入れが重要です。本体の汚れを拭き取り、ファンフィルターのホコリを除去するだけで、暖房効果がアップし、灯油の節約にもつながります。このお手入れ法を参考にして、ぜひ習慣に取り入れてみてください。