「消火器」の意外と知らない“NGな置き場所”「盲点だった…」「危険!」

家のこと

2025.02.06

決して他人事ではない火事。ちょっとした油断が火の元になり、火災に巻き込まれ命を落とす可能性もあります。万が一の事態には、「消火器」を設置すると安心です。しかし、置き場所を間違うとかえって危険を招くケースも……。ここでは、盲点になりやすい「消火器のNGな置き場所」についてご紹介します。

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NGな置き場所1.コンロの近く

キッチン出典:stock.adobe.com

火災の原因になりやすいコンロの近くに消火器を置いておくと、万が一のときも安心な気がします。しかし、コンロの付近に消火器を置くのはとても危険です。
高温になりやすい場所に設置すると、コンロの火が上がったときに消火器が取れなくなってしまいます。すぐに初期消火ができそうなイメージですが、実際に火の手がまわるのはあっという間。気づいたときには消火器ごと炎に包まれることもあるんです。
また、調理中の油はねによって消火器が劣化する場合もあるため、消火器をコンロの近くに置くのは避けましょう。

NGな置き場所2.ストーブやヒーターの近く

ヒーター出典:stock.adobe.com

コンロ同様、高温になりやすい暖房機器の近くに置くのもNGです。火の元になりやすいストーブの近くなども、消火器の設置場所には適しません。

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NGな置き場所3.洗面所やシンクの近く 

洗面所出典:stock.adobe.com

意外と盲点なのが水まわり。湿気がこもりやすく、消火器に水がかかる恐れがある場所への設置も避けてください。
適さない場所で保管すると、消火器がさびるなどの劣化がすすむ恐れがあります。

消火器の正しい置き場所はここ!

消火器出典:stock.adobe.com

設置するうえで重要なのは、いざというときにすぐ使えること。火の手がまわる前に、消火器をすぐ手に取れる場所がベストです。具体的には、以下のような場所が適しています。

・すぐに持ち出せる(通行の邪魔にならない場所)
・目に入りやすい(見つけやすい場所)
・火の元になりやすい場所の入り口付近

例えば、キッチンの入り口付近や寝室の隅。リビングの一角や玄関など、家族全員が見やすく取り出しやすい場所に設置しましょう。
消火器を使わずに済むのが一番ですが、いつ自分に降りかかるか予測できないのが火災。いざというときに消火器で命を守れるよう、置き場所を見直してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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