見た目はキレイな「カーテン」から“ごっそり真っ黒な汚水”…。真っ白によみがえらせる洗濯ワザ

家のこと

2025.03.11

洗濯研究家の平島 利恵です。カーテンは、見た目以上に汚れが溜まっているのをご存知ですか? 一見綺麗に見えるカーテンも、つけ置き洗いをすると、汚れがごっそり浮き出てくるんです。カーテンは洗濯機で簡単に洗うことができるので、この汚れを見てギョッとした方は、是非洗濯をしてみてくださいね!

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【カーテンの真実】綺麗に見えても汚れは蓄積している

洗う前のカーテン洗う前のカーテン。一見綺麗そうに見えます。

風の通り道となるカーテンには、ホコリや砂、この季節は花粉も付着します。毎日の開閉でつく手垢、料理のニオイなども染みこむため、気づかぬ間に汚れが蓄積しているんです。

カーテンの蓄積汚れをリセット

カーテンから出た蓄積汚れ

今回は、スタッフの実家で3年間物置にしまっていたカーテンをつけ置き洗いしました。すると、一見綺麗に見えるカーテンから、大量の汚水が……!
特に白いレースカーテンが輝きを取り戻しました。

カーテンのBefore/After

もっと詳しく見たい方は動画で!

洗濯機で簡単!カーテンの洗い方

お洗濯前にチェック!

必ず洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示を確認

洗濯機に入らない大きさのカーテンは、コインランドリーを活用しましょう。

カーテンの洗い方

1.浴槽または縦型洗濯機の洗濯槽に40℃ほどのお湯を張り、アルカリ性粉洗剤をよく溶かします。

つけ置き洗いの手順小さなカーテンなら、バケツでもOK!

2.カーテンをレールから外し、蛇腹に折り、洗濯ネットに入れます。

ネットと同じ大きさに蛇腹に折ることで、シワを防ぎますネットと同じ大きさに蛇腹に折ることで、シワを防ぎます

大きめに畳み、カーテンと同じサイズの大型ネットに入れるとシワを予防できます。
水を吸ったカーテンは重く、扱いづらくなるため、つけ置き前に洗濯ネットに入れておく方が楽です。

水を吸ったカーテンは重たくなるので、あらかじめネットに入れておくのがおすすめ!水を吸ったカーテンは重たくなるので、あらかじめネットに入れておくのがおすすめ!

3.30分~1時間ほどつけ置き洗いします。

4.洗濯機のデリケートコースで洗います。

5.よく乾かします。

浴室乾燥がある方は、浴室に干すのもおすすめです!浴室乾燥がある方は、浴室に干すのもおすすめです!

レースカーテンなど軽いものはカーテンレールに干し、重たいカーテンは、レールを傷める恐れがあるため、物干竿などで乾かしましょう。

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花粉シーズンのカーテンお手入れのポイント

柔軟剤で花粉の付着を予防しよう

春先のこの時期はカーテンにも花粉が付着します。
この時期は、柔軟剤を使用して静電気を防ぐことで、カーテンへの花粉の付着を抑えられます。

カーテンの洗濯頻度は?

花粉シーズンが終わったあと、カーテンを洗濯をするのがおすすめです。カーテンは洗濯機で簡単に洗えるので、できれば季節ごと、難しい場合は花粉シーズン後と、に2度は洗濯しましょう。

カーテンは、洗ってみると意外と汚れているものです。
洗濯後は、お部屋が明るくなったように感じられますよ。ぜひ試してみてください!

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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