故障するかも。「掃除機」で吸い取ってはいけない“3つのNGなもの”「ダメなんだ」「気をつけます」

家のこと

2025.03.23

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。部屋をキレイに保つために欠かせない「掃除機」。ふだん何気なくやっている使い方、じつは間違いかもしれません。ここでは、掃除機で吸い取ってはいけない「NGなもの」についてご紹介します。

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NGその1.湿った汚れを吸い取る

水滴出典:stock.adobe.com

基本的に、掃除機は水を吸い取る仕様にはなっていません。そのため、湿った汚れや水を吸い取ると、内部に水を取り込んで掃除機が故障する可能性があります。
水を吸い取るのはもってのほかですが、水分を含んだ汚れを吸わせるのもNGです。
脱衣所など床が水で濡れやすい場所は、必ず水分を拭き取ってから掃除機をかけましょう。

NGその2.大量の小麦粉を吸い取る

小麦粉出典:stock.adobe.com

小麦粉をこぼしたとき、掃除機で一気に吸い取ってしまえば後処理がラクですよね。しかし、じつはこれも掃除機のNG行為に該当します。
一度に大量の粉を吸うと、ダストカップやフィルターが粉だらけに……。その結果、掃除機の性能が落ちたり、正常に作動しなくなる恐れがあります。小麦粉に限らず、粒子が細かい粉を吸うと故障の原因になりますので、粉類を大量に吸い取って片付けるのは避けた方が無難です。

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NGその3.洗剤がついたものを吸い取る

洗剤を持った人出典:stock.adobe.com

掃除機で汚れを吸い取るときは、洗剤を含んでないことが大前提。水同様、洗剤を吸引すると不具合を起こす可能性があります。
気を付けたいのは、じゅうたんやラグに洗浄剤を使用する場合。洗浄剤が残ったまま掃除機をかけると、故障する原因になります。
洗剤を使用した床や、洗剤を含むゴミについては、掃除機を使わずに別の方法で片付けましょう。

掃除機で吸えないものはたくさんある

今回ご紹介したほかにも、「鋭利なもの」「長い紐」「吸湿剤」など、掃除機で吸わせてはいけないものはいくつかあります。
吸い込み口に詰まる恐れのある大きなゴミも、当然吸い取ってはいけません。
掃除機を長く大切に使うためにも、故障をまねく使い方は避けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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