「エアコンのコンセント」が高い位置にある理由→「差しやすいからだけじゃないんだ」「納得…!」

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2025.04.20

エアコンにつなぐコンセントは、壁の高い位置についていることがほとんど。当たり前すぎてふだんは気にも留めないことですが、じつはこの位置にも理由があります。ここでは、「エアコンのコンセント」を高い位置に設置する理由をご紹介。知る人ぞ知る、意外な真実とは……?

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「差しやすい」だけじゃない

コンセント出典:stock.adobe.com

エアコンの電源コードは短いものが多く、壁の高い位置についている電源を使うのが一般的ですよね。もちろん、コードの差しやすさもエアコンの高さに合わせるという意味合いでは正式な理由のひとつになります。
ただ、それだけではありません。エアコンのコンセントが高い位置にある理由はほかにもあります。

理由その1.エアコン専用として使うため

エアコンのコンセントは、ブレーカーから専用の回路を引いています。その理由は、エアコンは1台で大きな電力を消費するからです。エアコンとほかの家電製品と同じコンセントから電源をとると、ワット数の上限を超えてしまいます。
ブレーカーが落ちるのはもちろん、最悪の場合は発火・発煙が生じて火災を引き起こす可能性もあり、非常に危険です。
こういったリスクを避けるためにも、エアコン専用のコンセントは高い場所に“ひとつ穴”で設置されています。

理由その2.安全性のため

コンセントが低い場所にあれば、ホコリが溜まってトラッキング火災につながるリスクが上がります。また、小さな子どもやペットがいたずらをして、危険をともなうことも……。
エアコンのコンセントが高い位置にあるのには、こういった危険を防ぐために安全性を考慮する意味合いもあるんです。

高い位置にはエアコンならではの理由があった

エアコンにつなぐコンセントが高い位置についているのは、便利さだけでなく安全面にも考慮した、たくさんの理由があります。
あくまでもエアコン専用の電源なので、ほかの電化製品と併用するのは避けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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