NGその1.かつおぶし
開封後のかつおぶしは湿気に弱く、基本的には冷蔵保存が推奨されます。常温で保存すると、湿度が高い時期や気温や室温の変化によって、カビが生える可能性も……。特に、これからやってくる梅雨の時期や夏場は注意が必要です。
冷蔵庫で保存することで、風味や香りを長持ちさせることができます。密閉容器に入れるか、またはしっかりとチャックを閉めることも大切。冷蔵庫の野菜室など、高温多湿を避けられる場所で保存しましょう。
NGその2.ふりかけ
ふりかけも、開封後は冷蔵保存が望ましい食品のひとつ。かつおぶし同様、常温での保存は、湿気や酸化により風味が損なわれる可能性があります。
冬は常温であっても高温多湿を避けやすいですが、夏はそうはいきません。キッチンは調理の際に温度が変わりやすく、場所によっては湿気がこもるため、ふりかけの保存場所として適さない場合もあるんです。
これからの季節は湿度・気温ともに上がる一方ですので、ふりかけも冷蔵庫での保存がおすすめ。密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存することで、品質もキープできますよ。
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NGその3.開封済みのナッツ
基本的には常温保存できるナッツですが、気温が高い時期は冷蔵すると安心です。冷蔵庫の野菜室に入れておくと、高温多湿を避けて風味が保たれます。
ただし、室温の高い時期は冷蔵でも注意が必要。冷えたナッツを常温に置くと、気温差で結露が発生し、その湿気でナッツが劣化するおそれがあります。
ナッツは食べる分だけ取り、出しっぱなしにしないよう気を付けてくださいね。
季節によって「ただしい保存方法」は変わる
いつもは常温保存で問題ない食品も、季節の移り変わりに合わせて「冷蔵保存」を活用した方がいい場合もあります。
今回ご紹介した食品以外にも、梅雨・夏場の冷蔵保存を推奨するものはまだまだたくさん。これから食品も傷みやすい時期に入りますので、今一度ただしい保存の仕方を見直してみましょう。