降りながら「閉」を押しても意味がない!?「エレベーター」の意外な真実「勘違いしてた…」「驚き!」

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2025.05.10

エレベーターについている「閉ボタン」。押すとドアが閉まるのは当然ですが、じつはあまり知られていないトリビアがあります。ここでは、エレベーターの「閉ボタン」の本当の役割と豆知識をご紹介。閉ボタンに隠された“秘密”とは……?

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降りるときに「閉」を押しても意味がない!?その理由とは

ボタンをおすところ出典:stock.adobe.com

エレベーターから出るとき、自分が降りた後にすぐドアが閉まるように、「閉ボタンを押しながら降りた」経験はありませんか?
ドアを出る直前に、右手を伸ばして「閉ボタン」を押す……。乗り合わせた人のために「早くドアが閉まるように」という親切心やマナーからしている人が多いかと思います。
しかし、その気持ちとは逆に、ボタンを押しても意味がないことが多いんです。

ボタンを押す「腕」にセンサーが反応

エレベーターを出るときに、ドアの「閉ボタン」を押しても意味がない。その理由は、エレベーターの多くは“誰もいない”状態をセンサーで検知して自動でドアを閉じる仕組みだからです。
降りた後にボタンを押すと、必然的にドアの間に腕を差し出すことになります。このとき、エレベーターのセンサーは伸ばした“腕”に反応! 安全装置がはたらき、ドアの動きを制御するため、閉ボタンを押しても無効になるというわけなのです。

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ちゃんと「閉める」機能はある

エレベーター出典:stock.adobe.com

とはいえ、ドアの「閉ボタン」自体に意味がないわけではありません。乗っている間に押せば、ドアはきちんと閉まります。
無効化されるのは、あくまでも降りながら押した場合です。よかれと思ってドアを押しながら出ても意味ないどころか、エレベーターの正しい使い方でもありません。

扉が自然と開閉するのを待とう

降りるときに押すドアの「閉ボタン」。“次の人のために早く閉めてあげよう”という気持ちは、きっと伝わっています。ボタンの効果よりも、そのやさしさが大切。エレベーターの中でも、思いやりの気持ちはちゃんと届いているはずです。
ただし、繰り返しになりますが、「閉ボタン」を押しながら降りても、早くドアが閉まることはありません。エレベーターを安全に利用するためにも、乗り降りは慌てずスムーズに、扉が自然と開閉するのを待ちましょう。

 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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