かえって劣化する。後悔する「洗面台カウンター」にやってはいけない“NG掃除3つ”

家のこと

stock.adobe.com

2025.05.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日のように使う洗面台。洗面ボウルの横の“カウンター”は、物が置きやすく汚れやホコリが溜まりやすい場所です。洗面台を長く大切に使うには、洗面台カウンターも適切に取り扱わなくてはなりません。そこで今回は、洗面台カウンターにやってはいけない、避けるべき「NG行為」を3つご紹介します。

広告

NGその1.強酸・強アルカリ性の洗剤を使用

強酸性の洗剤

なかなか落ちない頑固な汚れがついていると、強酸や強アルカリ性の洗剤で手っ取り早く掃除したくもなります。しかし、これは絶対に避けるべきです。
これらの洗剤は、洗面台の素材に対して刺激が強すぎます。汚れは落ちたとしても、洗面台カウンターそのものが劣化したり、コーティングの剥がれにつながる恐れがあるため使用はNGです。カウンターをキレイにするどころか、変色・変質が起きる原因になりかねません。

NGその2.固いスポンジやたわしを使用する

たわし出典:stock.adobe.com

洗面台カウンターは、見た目以上にデリケート。どんなに厄介な汚れでも、力ずくで無理に落とすのは間違いです。
頑固な汚れを落とすために、固いスポンジやタワシに頼るのも当然NG行為にあたります。一旦汚れは落ちたとしても、その後が問題。カウンター表面についた細かい傷に汚れが入り込み、余計に汚れやすくなってしまうんです。傷や入り込んだ汚れによって、菌やカビが繁殖しやすくなるリスクも……。その場しのぎの間違った掃除方法を選ぶと、後々「やらなきゃよかった」という後悔につながりかねません。

広告

NGその3.化粧品がついたまま放置

洗面台の化粧品出典:stock.adobe.com

洗面台で化粧をする際、うっかり化粧品をカウンターにこぼしてしまった経験はありませんか? すぐに拭き取れば問題ありませんが、「後で掃除しよう」と放置してはいけません。
化粧品に含まれる成分が、洗面台カウンターの素材を変質・変色させる原因になります。汚れがかたまれば落ちにくくなるため、掃除を後まわしにすることはお手入れの面でもデメリットしかありません。
特に樹脂製のカウンターは化学薬品に弱いため、こぼれたり付着したりしたときはすぐに拭き取るクセをつけましょう。

キレイな洗面台カウンターを維持するために

洗面台カウンターを美しく保つためには、日々のお手入れが欠かせません。強い洗剤や硬いタワシの使用、化粧品の放置など、ちょっとした行動が大きなダメージにつながることもあります。正しいお手入れを心がけて、キレイな洗面スペースをキープしましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る