NGその1.油
サラダ油やごま油、オリーブオイルなど、油は光で酸化します。そのため、照明が当たるコンロの横に置くと劣化するスピードが早いです。
また、意外かもしれませんが、油は高温も弱点。コンロ横は高熱になりやすいため、油の定位置としては適しません。直射日光も油が傷む原因になりますので、窓際に置くのも避けましょう。
油は冷暗所に収納して、使うときだけつど出し入れするのが適切。開封後は1~2ヵ月を目安に使い切ってくださいね。
NGその2.砂糖
砂糖は湿気に弱いイメージがありますが、じつは温度変化にも敏感です。コンロ横に置いていると、料理中の蒸気や熱で容器内の温度が変わります。その結果、固まったりベタついたりする原因に……。劣化まではしなくても、扱いにくくなってストレスにつながります。
砂糖は常温保存でかまいませんが、温度・湿度ともに安定した場所に置きましょう。ちなみに、冷蔵庫は庫内が乾燥しやすく固まりやすくなるため、コンロ同様に避けた方が無難です。
NGその3.しょうゆ
しょうゆは開栓後から少しずつ酸化が進み、色も風味も落ちていきます。特に高温になる場所では劣化が早まりやすく、黒ずみやすいです。
そのため、コンロ横は最も避けたいNGスポット。酸化が進んだしょうゆは味付けにも影響するため、直射日光や熱を避けて保存しましょう。
ちなみに、商品やメーカーによって冷蔵庫や冷暗所など適切な保存方法が異なるため、パッケージをチェックすると確実です。
調味料の正しい置き場所を見直そう
「いつも使うから」と便利さ重視で置いていた調味料も、じつは置き場所ひとつで味や質が大きく変わってしまいます。
油、砂糖、しょうゆはどれも家庭料理に欠かせない調味料だからこそ、おいしさが長く続くように正しい方法で保存したいものですね。