じつは常温NGだった!「冷蔵保存」すべき“3つの食品”→「カビる前に対策して」「まあいいかは危険」

料理・グルメ

stock.adobe.com

2025.05.07

「これって常温でよかったっけ……?」とキッチンで悩む食品はありませんか? その保存方法、じつは間違いかもしれません。大丈夫だと思い込むのは危険。常温だと、風味が落ちたり傷みやすくなったりする場合もあるんです。ここでは、意外と知られていない「冷蔵庫に入れるべき食品」を3つご紹介します。

広告

1.梅干し

梅干し出典:stock.adobe.com

塩分が強いイメージのある梅干しは、常温でも問題なさそうな気がしますよね。もちろん、塩分濃度が高い梅干しは常温保存でも問題ありません。しかし、濃度が低い場合は、冷蔵しないと劣化しやすいため常温NGです。
具体的には、「はちみつ漬け」や「調味梅干し」などがこれに当てはまります。市販の減塩梅干しも同じく、冷蔵保存は必須です。

◆意外と知らない【NG保存】の記事も読む:じつは“冷蔵保存NG”な3つの調味料

2.食パン

食パン出典:stock.adobe.com

食パンは常温保存が一般的ですが、夏場や梅雨時は湿度が高く、開封後1~2日でもカビが発生する場合があります。
気温・湿度ともに上がっていくこれからの季節は、食パンは冷凍保存が安心です。1枚ずつラップで包み、チャック付きの密閉袋に入れて冷凍すれば、カビの発生は防げます。風味や食感を保てるうえに凍ったままトースターで焼けるので、冷凍しても手間はかかりません。

広告

3.カレー

カレー出典:stock.adobe.com

一晩寝かせるとおいしいカレー。しかし、鍋のまま常温で放置するのは絶対にNGです。ウェルシュ菌などの細菌が繁殖し、食中毒の原因となることがあります。
特に夏場は劣化が早いため、要注意。異臭がする、糸が出ている、味がおかしいなどの異変がある場合、気にせず食べると体調不良を引き起こすおそれがあります。
せっかくつくったカレーがムダにならないよう、粗熱がとれたらすぐに冷蔵保存してくださいね。

「常温で大丈夫」の思い込みはNG

常温で保存できそうな食品も、季節や環境によって傷みやすい場合があります。これからやってくる梅雨・夏は、1年の中でも特に高温多湿になる季節。食品が傷みやすい時期に入る前に、正しく、安全に保存できているか見直してみましょう。

 

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る