梅雨は特に注意!「カーテン」にカビが生える“3つのNG習慣”「埃も関係ある」「いくつ当てはまる?」

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2025.06.17

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お部屋の空気の流れを左右するカーテンは、じつは意外と“見落としがちなカビの温床”になりやすいことをご存じでしたか? 「洗濯は年に1回」「閉めっぱなしでも気にしない」……。そんな習慣、もしかすると黒カビができる原因かもしれません。そこで今回は、ついやってしまいがちな「カーテンのNG習慣」を3つご紹介します。

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NGその1.カーテンを年中閉めっぱなしにしている

カーテン出典:stock.adobe.com

「日差しが強いから」「外から見えたくないから」と、ついカーテンを閉めっぱなしにしていませんか? じつはこの習慣、湿気をこもらせてカビを繁殖させる原因になります。
特に梅雨時期や夏の湿気が多い時期には、カーテンの裏側がジメジメっとして知らないうちにカビが発生していることも……。
でも大丈夫。できるカビ対策はとてもシンプルです。毎日、数時間はカーテンを開けて空気をしっかり入れ替える。たったこれだけで風通しがよくなり、カーテンの裏側に溜まる湿気を追い出せますよ。朝に窓を開けて換気をするだけでも、カビの発生はぐんと防げます。

NGその2.カーテンの裾が床についている

床につくカーテン出典:stock.adobe.com

カーテンの長さも、じつは重要なポイント。床の湿気を吸い上げるとカーテンにカビが生える原因になります。フローリングや結露しやすい窓まわりは、思っている以上に湿気がたまりやすい環境なので注意が必要です。
丈の長すぎるカーテンほど、床の汚れが付きやすいうえに、結露ができる時期は余計に水分を含みます。その結果、カーテンの裾あたりにジワジワとカビが繁殖してしまうんです。
カビを防ぐのなら、床から1~2cm浮いているくらいの長さが理想的。既製品でも選べますし、カーテンフックで丈を調整できる場合もあるので、今一度チェックしてみてくださいね。

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NGその3.カーテンにホコリや汚れが溜まっている

シミがついているカーテン

カーテンの掃除や洗濯、つい後まわしになっていませんか? ホコリや汚れはカビ菌の大好物。カーテンが不清潔だと、そこに湿気と空気中の菌が合わさってあっという間にカビが広がってしまいます。
できれば、月に1度は掃除機のブラシで軽くホコリを吸い取るだけでも効果的、さらに年に2~3回は、洗濯表示を確認して洗えるものは自宅で洗濯しましょう。掃除と洗濯を習慣化すると、カーテンがキレイになって部屋全体の空気まで清潔に感じられるはずです。

梅雨時にはカーテンの見直しを

カーテンは、意外とお手入れがおろそかになりがちな場所。でも、ほんの少しだけ習慣やお手入れの頻度を変えると、カビ知らずの快適な空間をキープできます。お家の清潔&快適を守るためにも、カビが生えやすい梅雨の時期に、カーテンを見直しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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