「電子レンジ」を置いてはいけない“4つの場所”「火災や故障の原因に…」「今すぐ見直そう」

家のこと

stock.adobe.com

2025.07.10

毎日の食事作りに欠かせない電子レンジ。手軽で便利なキッチン家電ですが、置き場所には注意が必要です。間違った場所に置くと、電子レンジの安全性が損なわれることも……。そこで今回は、電子レンジを置いてはいけない「NGな場所」をご紹介します。ご自宅のレンジの置き方に心当たりがあれば、配置を見直してみましょう。

広告

NGその1.燃えやすいものの近く

レンジ出典:stock.adobe.com

電子レンジは熱が発生する家電です。まわりに燃えやすいものがあると、火災を引き起こすリスクがあります。
燃えやすいものとして置かれがちなのが、レシピを書いたメモ紙やテーブルクロスなど。目隠しのために取り付けたカーテンも、発火の原因になることもあるので注意してください。
このほか、虫よけ・駆除剤などのスプレー缶もNG。引火や破裂の危険がありますので、電子レンジの近くに置くのは避けましょう。

NGその2.熱や重さに弱い素材の上

レンジ出典:stock.adobe.com

電子レンジは、重さと熱に耐えられる場所に置くのが適切です。床に直接置いて使っているご家庭も見かけますが、たたみやじゅうたんなど熱に弱い素材の上は、設置NGです。耐熱性が低いと、床材の変色や変質につながります。
また、電子レンジの重さに耐えられない棚の場合、落下して故障やケガを負う可能性も。設置する場合は、安定して置ける重さかどうかをチェックしておくと安心です。

広告

NGその3.水や火気の近く

シンク出典:stock.adobe.com

キッチンはどうしてもスペースが限られがちですが、電子レンジはシンクやコンロなど、水や火の気の近くには置かないのが基本です。
水しぶきがかかると、感電やショートの原因に。またコンロが近いと、熱気や火の影響で電子レンジが変形するなどの劣化リスクがあります。
油煙や湿気もレンジ内部に入り込むと不具合を引き起こす場合もありますので、水や火気の近くは避けましょう。

NGその4.排熱がこもりやすい場所

壁付近のレンジ出典:stock.adobe.com

意外と見落としやすいのが、排熱スペース。電子レンジの上や後ろには、放熱するための排気口があります。壁や家具に近すぎると、排気口から出た熱がこもり火災の原因に。安全に使用するには、放熱に十分なスペースを開ける必要があります。
機種によって異なりますが、上方は約10cmのすき間が目安です。

置き場所を変えるだけで、安全性も寿命もアップ!

電子レンジは使い方だけでなく、「どこに置くか」がとても大切。ちょっとした場所の選び方ひとつで、家族の安全とレンジの寿命、どちらも守れますよ。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る