NGその1.お湯が沸騰する前に麺を入れる
時短のつもりで、まだグツグツしていないお湯にそうめんを入れていませんか?
そうめんのゆで時間は、あくまでも沸騰したお湯で調理することが前提。まだぬるいお湯に入れても、そうめんはしっかりと火が通りません。火の通りがゆっくりになる分、ベタッとした食感に仕上がってしまいます。
麺同士がくっつく原因にもなるため、お湯はしっかりと沸騰するまで待ってからゆでましょう。
NGその2. 少ないお湯で大量にゆでる
家族の分を一気に作りたくて、まとめてドサッと麺を入れたら失敗した……。こんな経験があるのは、きっとわたしだけではないはず(笑)。
お湯に対して麺が多すぎると、温度が急に下がって再沸騰までに時間がかかり、ゆでムラができたり麺が固まったりする原因になります。
お湯の量は「麺2束(100g):お湯1リットル」が目安。量が多い場合は、大鍋を使うか何回かに分けて調理するのが美味しく仕上げるコツです。
◆あわせて読みたい:「お酢」の正しい保存方法とキッチンで大活躍する裏ワザ
NGその3.差し水をする
麺の吹きこぼれ対策として、「差し水」をすることもありますが、そうめんを美味しくゆでるうえではNG行為になります。
差し水をするとお湯の温度が一気に下がり、麺のゆで加減が不安定になるからです。特にそうめんは、短時間で一気に調理するため、差し水による影響が大きいです。
吹きこぼれそうなときは、火力で調整するやり方が正解。火を少し弱めれば、差し水せずに最後まで一定の温度で調理できます。
ひと手間で、そうめんの美味しさが変わる!
何気なく毎年ゆでているそうめん。ゆで方を少し変えると、よりのど越しがいい美味しいそうめんに仕上がりますよ。
思い当たる行動があれば、ぜひ「美味しいゆで方」を試してみてくださいね。