熱帯夜にやってはいけない“エアコンの使い方”→「熱中症のリスクも!」「タイマーつけてた」

家のこと

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2025.07.19

蒸し暑くて寝つけない、夜中に何度も起きてしまう……。そんな「熱帯夜」の寝苦しさに悩まされていませんか? 中には、夜間はエアコンの切タイマーを使用している方もいるかもしれませんが、それはNGです。ここでは、熱帯夜にエアコンの「切タイマー運転」をするリスクと、快眠につながるエアコンの使い方をご紹介します。

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熱帯夜に「切タイマー運転」はNG!そのワケは?

エアコンのリモコン出典:stock.adobe.com

夜であっても、エアコンを途中で停止すると熱中症の危険があります。エアコンがついているときは快眠できますが、タイマーが切れたとたんに少しずつ室温は上昇。その結果、知らないうちに熱中症リスクが高まってしまうんです。寝ている間に体内に熱がこもりやすく、脱水症状や倦怠感につながることもあります。

睡眠の質も下がる

エアコンのタイマー運転は、切れた直後はしばらく快適です。しかし、時間が経つにつれて室温と湿度がぐんぐん上がれば、寝苦しさから目を覚ますことも……。
切タイマーを設定したけれど、結局朝方にエアコンをつけ直した経験がある方もいるはずです。このように暑さで目が覚めて睡眠が中断されれば、眠りの質にも影響が出ます。しっかり眠りを確保できずに疲れも取れなければ、体調不良にもつながります。

快眠につながるエアコンの使い方

サーキュレーター出典:stock.adobe.com

夜間の熱中症を防ぐには、ずばり「エアコンのつけっぱなし」で対策できます。快眠できる寝室の温度は、26℃程度が目安。湿度は50%前後が望ましいです。
エアコンの設定温度や除湿運転も活用しながら、寝室を快適に眠れる環境に整えましょう。

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「つけっぱなし」でも意外と電気代はかからない

一晩中エアコンをつけっぱなしにするとなると、電気代が心配になる方も少なくないでしょう。じつは、電源を途中で何度もON・OFFするよりも電力消費は少なく済みます。特に熱帯夜のように外気温が高い日には、切タイマー運転を使って、暑くて目が覚め、エアコンを何度もON・OFFするよりも、設定温度を保ちながら運転し続けた方が効率的で、省エネになることもあるのです。
また、エアコンだけに頼らずサーキュレーターや扇風機で冷気を循環させるのもひとつ。冷たい空気は下に溜まる性質があるため、サーキュレーターを使うと部屋中ムラなく涼しくなります。

エアコンを上手に使って熱帯夜を乗り切ろう

寝苦しい熱帯夜を快適に乗り切るためには、エアコンを賢く使うことが何より大切です。タイマーを使って途中で切るのではなく、適切な温度でつけっぱなしにする方がぐっすり眠れて、翌朝の目覚めもスッキリ。暑さで体調を崩さないためにも、また夜間熱中症のリスクを下げるためにも、今夜からエアコンの使い方を見直してみてはいかがでしょうか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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